小国を覆う戦雲と、神話に秘められた真実が少しずつ交差していく展開に引き込まれます。気だるげながら情に厚いラスティと、王族でありながら親しみやすいディレイスの掛け合いが心地よく、穏やかな日常の裏に潜む緊張感が物語を力強く支えています。神の剣と世界の秘密がどう結びつくのか、先が気になる王道ファンタジーです。
描写が丁寧かつ冗長にもなっておらず、スラスラ読めました。自分はこういう作風の物語を読むのが好きなので、応援させて頂きます。