足跡がEに見える……情景が目に浮かんできました。
素晴らしい短編、ありがとうございます。
作者からの返信
コメント頂き、誠にありがとうございます。
そういえば、ホシノ様の作品にも猫が出てきますね。スケキヨ君、名前が素敵だなあといつも微笑ましく拝読してます。
今回はこれまであまり書いたことの無いタイプの作品になりましたが、やはり匿名短編コンテストの影響もあったかなあと、自己分析してます。
人であれ動物であれ、連れ合いに先立たれてしまう悲しさは、人に浅い理解を得やすい反面、その本当の喪失感や悲しみを伝えるのは、とても難しいことだと思います。なぜならそうした死は、私たちの日常に溢れているからです。凡庸な書き手にかかれば「そうだねかわいそうにね」聞いたような話で終わってしまう物語です。しかしこの作家さんは、タイトル通りクーがいた生活いない現在を、とても丁寧に描写することで、読み手の私たちも、大切な相手を失った気持ちを共に感じることが出来ました。タイトル通り、元気な時のクーと主人公の楽しい生活が垣間見えるのも素敵です。秋月さんならではの、秋月さんにしか書けない作品だと思いました。心に残る、とても素敵な作品をありがとうございました!
作者からの返信
長いコメント、ありがとうございます!
いつもとても励みになっております。
素敵なレビューもまた、身に染みます。
私ならではの作品が書けているとすれば、それはとても嬉しいことです。
そして、そんな風になれているなら、それは六葉さんはじめ、沢山の同志達と刺激し合い、読みつ読まれつしてきた成果だと思います。
切なくて、優しくて。
動物の愛情ってあるなぁと、昔飼ってた子達を思い出しました。
最後がクッキーで、それをクロが持ってくるのが、これまた素敵でした。
作者からの返信
春日様
ご高覧ありがとうございます。
動物の愛情、ありますよねえ。
いつかまた、違った形で挑戦してみたいテーマですね。