第35話プリトウェン。
「ふぁ〜、よく寝たぁ。」
目が覚めてベットの上で上半身を伸ばす、朝日が眩しい。
「んーー!、て、ここどこやねん!?。」
そこは知らない部屋だった。
丁度その時ドアが開き部屋に人が入ってくる。
「だ、だ、誰や!。」
「俺だよ。」
ユウトであった。
「やあメイク、調子はどうだ?。」
「ん?、ああ、いいでこの通り。」
そう言ってメイクはガッツポーズをとる。
「そんで、義手を作ってユウトの一部を改造したあたりまでわぁ覚えてんねんけどそのあとがさっぱりわからんのや、ユウト何があったんや?。」
ユウトは目をそらす。
....だって義手が爆発したなんて、言えるわけないじゃん。
メイクが5徹してまで作ってたんだぞ、言えるわけねぇ。
「あー、えーと、そうだなぁ義手は空へ向かって飛んで行ったんだ!。」
前にも言っただろうがユウトは嘘が下手である。
メイクがあからさまにウソやろ?みたいな顔してる。
「冗談はええ、本当のことを言えや。」
メイクがすげー優しく言ってくれてる、ヤバいときめいちゃいそう!。
ごほん、そんな冗談は置いといて。
ユウトは頭を掻きながら言った。
「えーと、多分ショック受けると思うけど、それでもいいなら、実は義手が爆発したんだ。」
「ひゃうん!。」
メイクがへんな声を出しながら倒れた。
それを急いで揺さぶって起こそうとするユウトだった。
結果、メイクは寝てしまった、息はあるだからまあ大丈夫だろう。
メイクは俺の部屋で丸1日寝ていた。
なんで、俺の部屋なのか?まあ、メイクの家知らないしそこらへんに放っておくのも悪いしなぁ〜、てことで俺の部屋まで連れてきたわけ。
もちろんおねえちゃんに言った。
そしたらすぐに笑顔でOKしてくれたさすがお姉ちゃん(さすあね)だね。※全然笑顔ではありませんでした。
もちろん俺はリビングで寝たよ!?。
リビングで寝てる俺にお姉ちゃんは。
「私と寝る?。」
と、メチャクチャ笑顔で言ってきたけど、流石にいい年した2人が寝るのもなぁ、とのことで遠慮した。
すごく落ち込んだ顔してたけど、これは仕方がないよね、今度お詫びにお姉ちゃんとどっか出かけよう。
てことで義手がなぜ爆発したかわからないけど、1つ技を出したよね。
プリトウェン。
プリトウェンとは、アーサー王伝説に出てきたアーサー王が使っていた盾で船にもなるらしいが俺のプリトウェンは船にならないよ。
まあ、外側から爆風を受けたら多分あの義手、ビクともしないんだろうけど今回は、内側から爆発したからなぁだから義手に使われていたタングステンが散弾銃の仕組みで飛んできたわけで。
正直今のプリトウェンは、バーベキュー用の鉄板2枚ぐらいしか厚さしかない、いわゆる未完成なのだ。
取り敢えずもしメイクがまた義手を作ってくれるならその間に俺はプリトウェンを完成させなければいけない。
「う、う〜ん。」
おっといいタイミングでメイクが起きてきたな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます