飾りっ気は控え目で、だけど情感的で、ほどよく官能的な文章が心地よい、掌編の良作です。
読み専です。星は以下のような感じで付けます(2021年1月~) ★…最後まで読めた。 ★★…良かった。他の作品にも興味が湧いた。 ★★★…お金取れるレベルだと…
一話、二話だけ読むと話の終着はまだ見えてきません。二話まで読んだら、少女の欲望の話かと思っていました。でも、三話目まで全てを覆してきます。そして最後には青春の気持ちが甦り感動させてくれます。…続きを読む
日常のシーンを切り取った良い作品ですね。起こっていることは大事件ではないのですが、女体を晒したいという欲望がスパイスとなってどきどきしながら読めてしまいます。もう結構な年なのですが(笑)初めは踊ら…続きを読む
話は極めてシンプル。登場人物も少ない。だけど、だからこそ、そこには濃密な心情や情景、何よりも青春が詰まっている。 ただキスをするだけ、身体を交じらせるだけが恋じゃないし愛ではない。 だから…続きを読む
1912年4月、不沈船は海の中へと没入した。そして、その物語が新しい恋を紡いでいく。すべてが美しい青春時代の一ページ。
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