　表題にもあるように、野球はプレーのみでは成り立っておらず、裏方的なものがたくさん実在するのが現実です。どんなスポーツでもそうですが、やるからには選手として試合に出たいというが人情ですが、全員がそうできるかと言われるとどうしても無理になります。

ゲーム中でも同じことが言えます。それはカバーリングです。私はカバーリングが通常のプレーではないものの中で、最も重要な行為だと考えています。また、カバーリングはTV中継だとほぼ見ることはできませんので、実際球場に行って観戦しないとどのように行われているかが確認できないものとも言えます。

ですが、たまにTVに映り込むことがあります。私は内野手のため、捕手が投手に返球する度にカバーリングに入るよう指導されたので、現在もそのクセは抜けません。先日、NPBのオールスターゲームの際、横浜DeNAベイスターズの牧秀悟選手が、プレー中に実況席と音声を繋いでいる場面がありましたが、その際であってもきちんとカバーリングを実施している辺りは流石だなと思いました。

タイムリーヒット性の打球を打たれたときなど、投手の本塁カバーリングがきちんとなされてないと外野手が暴投した際、そのために点を失います。逆に走者は進塁のチャンスと思うので、そこを突いてうまい具合にアウトが取れる場合もありますので、重要になってきます。

たかがカバーリング、と思われがちですがカバーがいると思うと思いっきりプレーができると思いませんか?いわば保険のようなものです。その事でのびのびしたプレー、連帯感を生む事ができます。この事は日常生活にも似てる場面があると思います。部下のサポートがあってミスを免れたなんてことはよくある話ですよね?やはり相手をよく観察してどういう事に備えておくかが何事にも重要な事項だと私は思います。