紙の本を愛するすべてのひとへ

作家との確執のために出版社をやめた元編集者の若者が、地方にある個人経営の書店を再開させるお話です。

出口が見えない出版不況と業界の闇の関係。
才能ある作家が潰されてしまう原因。
この作家さんはもしかしてあなたかもしれません。

元司書のおじいさんがつくった書店は、本好きならば一度は訪ねてみたいと思うーー書店員なら「こんなお店で働きたい!」と思うお店でした。

『ミュゲ書房』はたいせつなことを教えてくれます。

ぜひ紙の本で!(できるなら文庫でなくてハードカバーの単行本で!)じっくりと読みたいと思える作品です。


スズランの花言葉は……
本屋に行って調べます。

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