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2019年6月27日 07:05
私自身は企画に参加していないのですが「『ほめる』?『批評』? *追記あり」企画にあったので、興味を惹かれて読み始めました。特に、わざわざ企画主様のところに>自分では、どうしても欠点が見えなく>どこを改善をすればいいのやらで、>気軽に率直にしてくだされば。と書き込みなさっていたので「作者が思い悩むほどマイナス要素があるかもしれない」という立場で読むことにしました。まず最初にPVを拝見したところ、41→35→17と変化していたので(同じ2019年5月27日に投稿した第二話と第三話の間で大きく差がついているので)「第二話で読むのをやめてしまった読者が多い可能性」も頭に入れて読み始めることにしました(もしも『同じ2019年5月27日』であっても、投稿時間が大きく違うのであれば、なんとも見当違いな話ですが)。とりあえず、第一話を拝見して。まだプロローグっぽい内容なので仕方ないですが、これだけだと「よくある異世界もの」という印象でした。ここで甘い感想を書くならば「王道ですね! わかりやすくて良いと思います!」となるですが、辛く言うならば「この作品の特色を感じません。よくある異世界ものと、何が違うのでしょうか」となってしまいます。一瞬言葉が通じないという展開も、「しっかり設定されていますね。言葉の問題をあっさり流さないということは、おそらく他の面でも世界観を作り込んでいるのでしょうし、今後に期待できます!」とポジティブにも感じたのですが、同時に「でもそれが一つの問題となって序盤のイベントになるわけでもないようだし、ならば、これはこれでよくあるパターンの一つ」とネガティブにも考えてしまいました。こうやって言いっぱなしだと『どこを改善をすればいいのやら』には繋がらないので「では自分ならばどうするか」を考えた場合……。この一話の段階で、この作品のアピールポイントになり得るものを強く匂わせる(あるいは、もっと前面に押し出す)というのは、どうでしょうか?(もしかしたら『飴玉』とか『古代魔法遺産』あたりが、そのつもりなのかもしれませんが……)内容に関して思ったのは、そんなところです。それよりも気になったのは、>人生は苦行である。俺は常にぼっちで>友達がいたことなど、一度もない。>2019年4月の時期になり漸く桜が満開となる季節はちょうどいいぐらいに暖かい。いきなり冒頭の、この独特の書法。最初の二行は、匿名掲示板の書き込みなどで見られるネットマナー「一文が右端に達する前に適当な位置で改行する」に従っていますよね。正直、私は「WEB小説でも小説である以上は紙の本と同じ文章作法に従うべき」という考え方なので(主流派ではありませんが、そういう立場の方々も一定数おられるようです)、あまり好きではありませんが……。でも「改行位置は文章作法通りなのに、段落冒頭の一字下げに関してはネット式」みたいな、両方をミックスした書き方よりは「ネット式に徹底!」の方が、はるかに好感が持てます。そう思って三行目を読むと……。今度は普通の小説のような改行位置なんですよね。不思議に思って読み進めると、>ちょっとした不運に嘆きの>ため息が零し、鞄からスマホを>取りラノベの新刊をチェックをしていると・・・突然、魔方陣が現れた。とか、>サファイアのようなキレイな碧眼。肢体は細く、>その姿は美の完成形で女神のようで>美少女の鏡に相応しいのだった。>花も恥じらうほど、本当に出来てしまいかねないほどに可愛かった・・・とか。似たようなパターンは随所に見られました。右端まで続く一文の上に、二、三行の「かなり揃った長さで、真ん中あたりで改行されたもの」が乗っかっている、というパターン。視覚的には面白いと思いました。正直、絵面が面白くて「肝心の文章の内容が頭に入ってこない」というくらいに。これ、作者様のこだわりか何かでしょうか?これが物語に意味を持つならば良いのですが、もしそうでないならば、私のように「作品に没頭するためには、むしろ集中力の妨げになる」という読者もいるかもしれません。……とりあえず、第一話の感想は、こんなところです。これから第二話を読みます。
私自身は企画に参加していないのですが「『ほめる』?『批評』? *追記あり」企画にあったので、興味を惹かれて読み始めました。特に、わざわざ企画主様のところに
>自分では、どうしても欠点が見えなく
>どこを改善をすればいいのやらで、
>気軽に率直にしてくだされば。
と書き込みなさっていたので「作者が思い悩むほどマイナス要素があるかもしれない」という立場で読むことにしました。
まず最初にPVを拝見したところ、41→35→17と変化していたので(同じ2019年5月27日に投稿した第二話と第三話の間で大きく差がついているので)「第二話で読むのをやめてしまった読者が多い可能性」も頭に入れて読み始めることにしました(もしも『同じ2019年5月27日』であっても、投稿時間が大きく違うのであれば、なんとも見当違いな話ですが)。
とりあえず、第一話を拝見して。
まだプロローグっぽい内容なので仕方ないですが、これだけだと「よくある異世界もの」という印象でした。
ここで甘い感想を書くならば「王道ですね! わかりやすくて良いと思います!」となるですが、辛く言うならば「この作品の特色を感じません。よくある異世界ものと、何が違うのでしょうか」となってしまいます。
一瞬言葉が通じないという展開も、「しっかり設定されていますね。言葉の問題をあっさり流さないということは、おそらく他の面でも世界観を作り込んでいるのでしょうし、今後に期待できます!」とポジティブにも感じたのですが、同時に「でもそれが一つの問題となって序盤のイベントになるわけでもないようだし、ならば、これはこれでよくあるパターンの一つ」とネガティブにも考えてしまいました。
こうやって言いっぱなしだと『どこを改善をすればいいのやら』には繋がらないので「では自分ならばどうするか」を考えた場合……。
この一話の段階で、この作品のアピールポイントになり得るものを強く匂わせる(あるいは、もっと前面に押し出す)というのは、どうでしょうか?
(もしかしたら『飴玉』とか『古代魔法遺産』あたりが、そのつもりなのかもしれませんが……)
内容に関して思ったのは、そんなところです。
それよりも気になったのは、
>人生は苦行である。俺は常にぼっちで
>友達がいたことなど、一度もない。
>2019年4月の時期になり漸く桜が満開となる季節はちょうどいいぐらいに暖かい。
いきなり冒頭の、この独特の書法。
最初の二行は、匿名掲示板の書き込みなどで見られるネットマナー「一文が右端に達する前に適当な位置で改行する」に従っていますよね。
正直、私は「WEB小説でも小説である以上は紙の本と同じ文章作法に従うべき」という考え方なので(主流派ではありませんが、そういう立場の方々も一定数おられるようです)、あまり好きではありませんが……。でも「改行位置は文章作法通りなのに、段落冒頭の一字下げに関してはネット式」みたいな、両方をミックスした書き方よりは「ネット式に徹底!」の方が、はるかに好感が持てます。
そう思って三行目を読むと……。今度は普通の小説のような改行位置なんですよね。
不思議に思って読み進めると、
>ちょっとした不運に嘆きの
>ため息が零し、鞄からスマホを
>取りラノベの新刊をチェックをしていると・・・突然、魔方陣が現れた。
とか、
>サファイアのようなキレイな碧眼。肢体は細く、
>その姿は美の完成形で女神のようで
>美少女の鏡に相応しいのだった。
>花も恥じらうほど、本当に出来てしまいかねないほどに可愛かった・・・
とか。
似たようなパターンは随所に見られました。
右端まで続く一文の上に、二、三行の「かなり揃った長さで、真ん中あたりで改行されたもの」が乗っかっている、というパターン。
視覚的には面白いと思いました。正直、絵面が面白くて「肝心の文章の内容が頭に入ってこない」というくらいに。
これ、作者様のこだわりか何かでしょうか?
これが物語に意味を持つならば良いのですが、もしそうでないならば、私のように「作品に没頭するためには、むしろ集中力の妨げになる」という読者もいるかもしれません。
……とりあえず、第一話の感想は、こんなところです。これから第二話を読みます。