第3話:#タバコを全く知らない物書き(10分)
幼馴染のあいつは嬉しそうに父親の懐からくすねてきた青い箱を見せ笑った。これが噂の高級品か。幼馴染が近づいてきて俺に押し付けてきた。「1本やるよ。咥えてみろよ。」と。仕方なく俺はへの字に結んだ口を開き、白いそいつを勢いよく咥えた。ポキッという音が響いた。
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