小学生並の感想
母猫
映画とドラマ
(祝映画化)イカレ女扱いがつらいー第10客室の女 Netflix映画
小説と比べながら見てました。私の予測通り、冒頭の、部屋で強盗と鉢合わせ云々は丸々カット、すごくテンポよくまとまってました。以前に不幸なことがあった主人公ってことになってました。主人公寝不足だけどへべれけではないですね。
余命宣告された富豪夫人が主催の、小規模豪華客船のチャリティー航海に、取材で乗るライターの主人公、元カレで写真家のベンも偶然乗っていて、彼と顔を合わせたくなくて隣室に隠れたら、そこにシャワー上がりの女性がいた。そして夜、隣の客室から争う物音と何かが海に落ちた音、びっくりしてバルコニーに出ると隣室とのしきりには血痕が!
人が落ちた―――――――!!!!!
と騒ぎ、警備に捜索させるも隣の客室は空き部屋で、いつの間にか血痕は拭き取られ部屋もクリーニングされていた。
それで、主人公は勝手にシャワーのドレインから髪の毛採取したり、偶然乗船してた元カレの撮った写真からその女をさがしあてたり、色々するけど迷惑がられるだけ。でも鏡に脅迫文書かれたりプールに突き落とされ殺されかけたり、した上になぜか死んだはずの当人にマイルド監禁+保護される。みたいな話。
原作よりストーリーは現実的で、悪事が暴露され、主人公はライターとして一段上に上がるというラスト。主人公のグダグダ加減もマイルドに。構図的には3人の女の連携で主犯を倒す形になったんだけど、社員が急に雇用主を射殺する決断って、どうなのよ?国民皆兵士の北欧人だから使い慣れてますって?
私はけっこう原作の、降ってわいたしようなシスターフッド+金貰ってうふふ、ってラスト、実は気に入ってたんですよね。ちょっと現実的じゃないかもだけど、してやったり感が素敵で、その方がカタルシスあるじゃない?
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