前のエピソード――2019/12/12

そんなわけで一時帰国中は、立花宗茂と本多忠勝・忠朝について多少資料を集める。

忠勝は、地元なので書きたい。でも長いからな。。どこかおもしろいところがあるか探すところから。立花宗茂は、朝鮮陣から書き出したらおもしろいかもしれないと思うた。

大河ドラマ。

総体に不人気だと聞くけれど、日曜夜になるとツイッター上で熱烈な視聴者のコメントが乱舞するのが気になり、眺めた。が、一部のみ見ても、おもしろさは分からん。

近代史ならではの不自由さというか、細かなエピソードが多すぎて話の筋が見えづらいこと、とりわけ落語家の話は、さすがに脇道に過ぎるのじゃないかと思われた。役者の話がうまいとも思われぬ。

けれど何と言っても、視聴者の求めるところでなかったというほかない。企画が悪い。

そんな次第で、光秀をやり、渋沢栄一をやった次は、立花宗茂が強いと思うている。……と、今ここに書いておこう。

大河ドラマ誘致運動のあれこれを眺めると、本多忠勝、立花宗茂のあたりが強い印象を持つ。光秀ドラマの二年後に三河武士をやるのは中部地方に偏重するし、といって、知名度低い男の近代劇の次に、戦国以外で大河ドラマをつくる度胸があるか疑われるので、戦国の九州。推進委が、宗茂を夫婦で推しているところも強い。長崎キリシタン遺産もからめて、大友宗麟を含めた大河ドラマにできるはず。

……知らんけど。

とりあえず、編集さんにほとんど相手にされぬ程度のペーペーとしては、読者の求めそうなところを書こう。