読まないと人生の損かもしれないそう思わせる稀有な作品
時折冗談混じりのセリフが出る程度で基本的に真面目でシリアスな展開です。転生ものではありますがチートなどはなく主人公の動機づけに過ぎません。最初は少し地味な印象ですが劇的な展開と共に激しく舞台が移…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(106文字)
人の心の根底に隠そうとする欲望がうまく表現されていると思った。際限なく膨らむ渇望と憧れ、そしてそれを自覚して己を俯瞰する主人公の冷めたような理性とがつくる沼のような魅力が癖になる。
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