大人と子供での立場・考え方の違いを、上手く描いている作品だと思います。
主に、短編の連載小説を中心に投稿しております。まだまだ未熟者ですが、どうぞよろしくお願いします。
主な登場人物は母子の二人。彼女らが帰り道にした会話の一端を覗き見るというだけの話なのに非常に心を揺さぶられました。息子が喋る度に読み手である私と彼の間に境界線が引かれるような感じがして、だけど線なん…続きを読む
透という少年とその母親の、淡く切ない日常を描いた作品です。透は、社会が引く「線」を見つけられず、常に周囲と異なるリズムで生きています。母親は、そんな息子を一人で支え続けることの喜びと苦悩を胸…続きを読む
詩のような文体とセリフでありながら、リアルな重みに包まれた物語です透くんを、「面白い」と受け入れるのか「言うことを聞いてくれない」と眉をしかめるのかで物語の印象が変わりそうですバリアを感じ…続きを読む
「ずれている」ことが絶対的な絶望を意味するわけではない。うまく言えないのですが、どこか夕焼けのような温かさを感じられる作品でした。
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