まるでベルベットルームような牢獄から始まるのは、「抗え。最後まで。」と謳いたくなるほど陰湿な世界と登場人物。
まずは六話、十話まで読み進めることをオススメします。
戦記ものらしい重厚な文体と残酷さ、それを嘲笑うかのようにライトに述べるキャラクターの露悪さが掴めるでしょう。
クトゥルフ神話好きがなぜTRPGシナリオを書かないのか、お気になさるでしょうね。
だってここまでダークファンタジーを描ける人が、ファストフードなエモシをお届けするわけないじゃない。
何がどうして、不思議の国のグリムな世界に迷い込むの?
それはね、子どもというのは、倫理をしらない無邪気な残虐行為を楽しむものだからだよ。
どこぞの紳士なら、紅いワインよりも嗜むものがあるわ。
優雅に見下す庭で、下々は踊る。
Let's 「エンジョイ&エキサイティング!」
それは倒錯した恋に魅入られた、ペルソナの裏の私たち。