近以来にありそうな少し悲しいお話。素敵な物語をありがとう。
東京都生まれのモノカキ。 小説家になろう カクヨム などで活動中。 歴史、生物、天文、地学、心理学、飛行機他乗り物など興味は広範囲。趣味はドライブ・スポ…
一種の哲学的な要素があるのだが、唸ってしまった。『僕』は『僕』であるが『僕』ではない。単純でいて単純ではない心理の動きと時間の流れ。上手いと思った。心が揺らいだ。人は温もりを欲する生き…続きを読む
宇宙から帰ってきたのは彼(パートナー)自身ではなく、彼の記憶と人格を全て引き継いだ銀色の球体だった。だから彼は人間の身体を持たない。思いやりの言葉をかけてくれることはあっても、抱きしめてくれるこ…続きを読む
硬質な題材と相反するような、エモーションにあふれた物語。短いながらも、よくまとまっています。
死にゆくトムが僕を作ったのはなぜなのか。僕はなぜ存在するのか。なぜ僕は会ったのか。カスミの心情の変化。会ってしまったがゆえに変わっていく「二人」の関係。会ったはずなのに、会ったはずなのに。そ…続きを読む
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