詩

人間が嫌い　僕が嫌い

肯定できる理由も理屈もないけれど

気持ち悪くて愚かしいこと

あるべき方向に向かわない人間が嫌い

それは多くは幸せになりたがらない人だから

それは自分の不幸をあなたの不幸にしてしまうから

人のこえも　においも

雑○が僕の脳みそをグチャグチャにする

面倒で疲れること

外側の正しさを使う人間が嫌い

エゴイストよりもムゴいから

宇宙からの侵略者みたいに、お話になんてならないから

社会倫理規範常識良識

人生哲学自己啓発

僕のためになってくれなかった言葉

勝手に感情を理解するやつが嫌い

レッテル貼りのロシアンルーレットだよ

生まれず死んだ言葉は訂正の機会もないのだから

僕は嫌い

でも、良くも悪くもないじゃないか

肯定したら、僕は、自分の嫌悪に服して、人間を殺しはじめなくちゃいけなくなる

否定したら、僕は、自分の半身を刺して、嘘にしなくちゃいけなくなる

そんなもんで

毎日

嫌いだなぁ

が続いていくのだ

どこまでも