第149話 異常な男
「廉、チーム[三羽烏]はチーム[ゼロ]の副団長の護衛だけに結成されたチーム本気で行こう」
「分かった」
真面目な表情で語る紫音に廉も緊張感を高める。
廉は
廉に続き、紫音も
二人は戦闘準備を終え、いつでも戦える体制を整えたのに対して男は最初に魔法陣で現れた時から一歩も動かない。足以外にも眉一つ動かさない。
「廉……何だか可笑しいとは思わないか?」
「何が?」
紫音は異変に気づけたが廉は違った。
紫音が気づいた異変は目の前に居る男の肌だ。
首からしたの肌の色が違う。
手、顔、首から下の肌の色が全てが違う色だ。
「肌の色が違う」
「……良く見えるな」
離れた距離に居る男の肌の色的確に見えている紫音に驚きを隠せない廉。
「どの道、殺っても良いんだろう?」
「うん」
「試したい事があるんだ」
「試したい事?」
「
「二つ同時に使えるの?」
「少しの間だけどな」
今までと違い二つ使える様になった廉に素直に驚く紫音。
廉は
「
廉の掛け声と共に黒いマントを纏う。
裾は炎に包まれている。
右手には
「本当に使えるんだね」
紫音は
紫音の聞いていた話では一つまでしか出せないと聞いていた為、現在の廉を見て、驚く。
「行くぜ」
廉は構えると直ぐ様行動に移す。
「早い」
一瞬で移動した廉を見て紫音は思わず声が出ていた。
廉は目の前に居た男の背後に立つ。
廉はただ移動しただけではない。
「えっ?」
切りつけた本人の廉は予想していなかった事態に驚く。
チーム[三羽烏]の一員である男の実力はかなりのものの筈だ。
それなのに、廉の一撃を避けられずに右手を吹き飛ばされた。
ーーーーーーーーーー
その様子を見ていた屋上に居る二人は話を始める。
「おいおい、あのガラクタいきなり殺られてるぞ」
「その様だ」
「回収したらどうだ?」
「まだその時では無い」
「良いのか?あのガラクタにはかなりの金と人材を消費したんだろう?」
「結果出ない以上どうする事も出来ない」
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