9月10日 -黒い日記-

二日間降り続いた雨は止み、ようやく太陽を見ることが出来た。


私は家の掃除をしようと、掃除道具を取り出し、少女に手伝わせた。


すっかり綺麗になった居間を使うのはとても気持ちが良い。


私は午後の仕事に出かけた。


客引きの女は今日も立っていた。


私は女に煙草を渡した。


そろそろ煙草が無くなりそうなので、また市場に行かなければいけないと思う。


女は、近くに住む婦人がいなくなったという話をした。


〇〇〇に連れ去られたのではないかと私は言い、その場を去った。


家にいる少女が心配だ。


私は仕事を早めに切り上げ、家へと帰った。


いつもより早い私の帰りに、少女は身体を揺らして喜んだ。


隣の家の子供は親戚の家に引き取られたらしい。

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