応援コメント

第7話 文机」への応援コメント

  • この回は、真田兄弟の呼吸の合い方が実に気持ちよかったです。「火急」の二文字だけで意図を汲み取り、屋敷の気配から状況を読み解いていく源五郎と源次郎には、武将としての観察眼と、兄弟だからこその阿吽の呼吸が見事に重なっています。そして、源太郎が落ち着くために延々と墨を磨り続けている描写がとても好きでした。豪胆な人物でありながら、初めての我が子を前にしては平静を装うのが精いっぱいという親になる直前の姿が、なんとも人間味にあふれていて微笑ましいです。

    作者からの返信

    お読みいただき、ありがとうございます。

    作者的に、源太郎兄には武辺物で信心深いという印象を抱いています。
    (地元の神社に、父親と連名で寄進した社が残っているです)
    墨摩りは念仏(或いは写経)、あるいは産室の前で熊のようにウロウロしている父親、の落ち着かなさをイメージして書きました。

    編集済