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漠北哀歌

漠北哀歌

政宗あきら

おすすめレビュー

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★★★
★37
14人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 綾川知也
    112件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    彼の者の名は李陵、司馬遷以外の誰もが侮蔑した悲運の英雄

    少撃衆,歩兵五千人渉單于庭

    李陵。
    寡兵であっても敵と対峙し、逆境であっても死力を尽くした英雄。

    時は紀元前九九年、日本では弥生時代になります。
    場所は現在のモンゴル。
    連なる山々の峰は鋭く、開ける大地は荒涼。

    長城を超え、対する匈奴に立ち向かう男の生き様を描いたお話です。


    中国史に精通される方には思うことがあるとは思います。

    ですが、裾野が広がるのをよきことと思い、本レビューを書きました。
    作者の初めての挑戦作。とても心地よいものでした。

    • 2018年11月25日 02:08