クワイヤさんのことをクヤと呼ぶのですね。親しみの感じられる呼び方ですね。
鋭い洞察力を持ちながら、それを相手に悟らせないようにもふるまえるセツがとてもかっこいいです……!
細やかな心情と表情の描写で、セツとヨウジュさんと、どちらの気持ちも伝わってきました。
必要な情報は繊細に書き込まれているのに、無駄な表現がないため、とても読みやすくて美しい文章だと感じるのかなあと思います。
作者からの返信
いつもお読みいただきまして、真にありがとうございます。
登場人物に愛称をつけることはあんまりないのですが、クワイヤにだけはつけました。セツだけが呼べる特別な愛称です。そういう関係っていいですよね(*^^*)
ああ、有難いお言葉を頂戴して、とても励みになります。繊細なのに無駄がない文章というのはわたしが目指しているところなので、そう仰っていただけると嬉しくて…胸が暖かくなります。まだまだ目指すべきところにはたどり着けませんが、これからも誠心誠意頑張りますね。
「人間は季節を殺せる」!
「季節は祟らない」!
「季節を殺める」と「理の環に抵触」し「人の身がたえきれずに崩れ、死に至る」!
ほんとだ。
僕たちは「季節」を殺せる。
そして確かに、そのことが巻き起こす災厄を免れ得ない。
何故なら我々は実は「季節」に育まれ、今なお抱かれ続ける生命だから。
赤ん坊と同じだ。
「にんげんってこれだから、愚かだわ。季節の加護がなくても、暮らしていけるつもりなのかしら」
クワイヤの激しい怒りの言葉が、その意味が少しだけ分かったような気がします。
ああ、なんかまた泣きそう。
でも、
でも季節は、決して自ら進んで祟ったりはしないのだ。
作者からの返信
刈田狼藉さん
どんどん読み進めていただき、恐縮致しております。
日本は四季の巡る素敵な国ですが、段々と季節の境が曖昧になってきているように感じられます。春が暑くなり、梅雨明け宣言もないうちに夏を迎え秋になり……あらためて季節のたいせつさを感じるこの頃でございます。
怨むことも祟ることもしないものの悲しみ、というのはわたしも書きたい「美しいもの」のひとつでもあります。万物に敷かれた摂理というものもまた。季節や時間、愛や因果。すべて循るものです。わたしは、循るものが好きなのかもしれません。