何より快癒をお祈りします。内容は、不適切な表現かもしれませんがとても面白いです。よく名前は聞くもののあまり深く考えたことがなかった脳梗塞という病気。その実態がリアルに書かれています。自他共に認めるであろう理知の人なだけに、その辛さは想像できません…、重ねて快癒をお祈りします。
老いると、真剣に読んでしまう。2018年の厄災みたいだが、現時点での作者の新作更新期は2021年2月なので、退院後も少しずつリハビリが進んでいるものと推察する。「良かったですね」とも「頑張れ」と…続きを読む
――光輝く。 作中で語られる闘病記は生々しく、曲がりなりにも小説を書いている身としては吐き気を催すほどの過酷さを伴って迫ってくる。 だが、完全な闇かと言われれば決してそうではない。 端的に…続きを読む
作家として長いキャリアのある方が、その能力を発揮するのに著しい困難を負う病気――脳梗塞。その体験状況を克明に冷静に記載。病気になった事実を「確率」と言い切るその冷静さ。発症直前までの身体の異常さを…続きを読む
病気の発症からはじまる闘病生活の記録である。よくおぼえていたなと感心すると同時に、冷静に、ときに読み手が笑ってしまうようなことまで、赤裸々に綴られている。辛いのなかにこそ、楽しみを見つけることの…続きを読む
もっと見る