(違う意味で)逆プロポーズ
言ってみた。
「結婚するのやめる?」
proposeなので。あくまで提案なのですが。
めちゃくちゃ怒られた。
ここで「怒る」という選択肢をところがミソだと思う。
「なんで急に話飛ぶわけ?」飛んでない。
「僕だって考えるよ(結婚するかどうかを、だと思う)」そりゃそうでしょう、無理してメンヘラ抱えなくていい。
「でも毎日楽しく過ごせるようにしてるつもりやのに!」
何か問題が起きて、私が泣いたり怒ったりしても次の日には何もなかったように振る舞うアレのことでしょう?
自分が、悲しいとか腹立つとか、感情に引っ張られたまま書いてるのは分かっているつもりだ。
でも、この手記は最初から感情に引っ張られて書き始めたもの。
何がだめかってきっと私がだめなだけだ。
こんなに言葉にしても、何も伝えられない。
そんなに、言葉にしてないのかもしれない。もう、「伝わらない」を何度もやるのがつらくて。
何も伝えられなくて、納得できなくて、向こうは楽しく過ごしたくて日常を歩もうとするのを、私はまだ怒ってるって、何も理解されてないって思って発言の揚げ足を取ってしまう。
家事の分担とか、家計が折半とか、そんなことよりまず、辛いときに寄り添ってほしいというのが私の願いで、でも向こうは出来るだけのことはしてると仰るので、もうこれ以上は無理でしょうと思ったのだけれど。
気分転換にふらりと無言で外出しようとしたところを、バレてエレベーターホールで追いつかれてのこのこ帰ってきたところでこれを書いております。携帯置いてきちゃったし。眼鏡も忘れてたし。でも家の鍵持って出てるのだからそんなに心配はいらないよ。
どんな言葉も響かないけど足下を見たら裸足だったので、とりあえず帰ろうと思った。それだけは嘘がないものな。
温厚でなかなか言い返すことのない人が、私に自分の気持ちをぶちまけたあと、決まって「ごめんな言いすぎたよね」「全然気持ち分かってあげれてないと思う」とテンプレートのようについてくるのが大嫌いだけど(なぜなら話はそこで終了この話ここで終わりねのただの合図だし、全然気持ち分かってないねって言ってそこから何かするわけではないから)
今までは、人の痴話喧嘩も世の不仲夫婦も、「そんなのとっとと別れてしまえば?」って思っていたけど、最近そう簡単な話じゃないの、ちょっとだけ分かるようになってきたのよな。
だからって、裁ちばさみで髪切った女に声もかけずスマホでローマの歴史(ギリシャだったか?)読んでるのはこいつには血が流れているのか?と思うが。
(辛そうにしてたら僕も辛くて、でも寝られないのに暗いとこで何もせずにいるのも無理だから、心を落ち着けるために読んでたってさっきキレながら教えてくれた。心の安寧にいいのか?ギリシャの歴史。私も読むべきかな)
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