過去の出来事により、組織の中に組み込まれることを何よりも嫌った、やさぐれたおっさんが、明日を生きるための金を稼ぐために目を付けたのは、『なまくら刀!!』と投げ捨てられた立派なこしらえの刀。
いらないならばちょうど良いと、持ち主から奪い去った刀ではあったが、その刀はまさかの鞘神が宿った刀だった。
舞台は虚と呼ばれる物が人に生まれ、虚神憑きが存在する世界。
鞘神の宿った刀を手に入れたことで、鞘に宿った神である『おさや』に付きまとわれ、なし崩し的に虚斬りの役目を負わされることになる――のですが、おっさんと幼女のやりとりがとにかく微笑ましい。
異世界ファンタジーというジャンルですが、立派なこれは時代劇! 和風のもの語り、時代劇風の物語がお好きな方は是非ご一読をと思います。