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私が私を殺した記録

私が私を殺した記録

桜葉理一

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★12
4人が評価しました
本文あり
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本文ありのおすすめレビュー

  • はち
    10件の
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    ★★★ Excellent!!!

    1つの感情が人生を変える

     この話は「私」の幼少期をしたためた回顧録。
     壮絶な幼少期。スクールカーストの最下位にいた「私」が成り上がったわけではない。
     理由のない理不尽な苦しみに、声を出さず、じっとうずくまるようにしてこらえていた。
     そんな「私」にはある才能がある。それは「字」が書けること。
     彼女の「字」は印字と変わらない達筆で精巧な字である。
     この物語は、彼女の「字」がキーになり進められていく。

     読み進めると、彼女の暗澹たる境遇に胸が痛み、そして、差し伸べられた光に安堵する。
     読者は等しく、彼女に注がれた「光」が「安寧」へ変わることを祈っただろう。私も祈っている。
     彼女に「安寧」は訪れたのか。

     それは、この作品を最後まで読み、感じてください。

    • 2018年9月2日 03:05