この作品は主人公の想像力豊かな妄想をくすりと笑いながら楽しむだけの作品ではありません。読んでいて本当に楽しい作品なのですが、最後には衝撃の展開が待っています。人って他人には知られたくない秘密を一つは持っているものなのですね。人の頭の中なんてむやみに覗かない方が吉なのかもしれません。『事実は小説より奇なり』、そんなクリスマスの夜の人間模様をお楽しみいただける作品です。
流れるように美しい描写と笑いと驚き!!