• マイページ
  • 小説を探す
  • ネクスト
  • 書籍化作品
KADOKAWA Group
  • ログイン
  • 新規登録(無料)
沈没

沈没

酒井小言

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★9
3人が評価しました
本文あり
日付が新しい順

本文ありのおすすめレビュー

  • 天池
    12件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    大麻のリズムに体を預けて

    やたら爽やかな海風でも吹けばうっと怯んでしまう様な人々と、顔も時間もじんわりと覆っていく大量の大麻。アジャンタという小さな宿で彼等が吐き出した煙は、どこに消えるのか。何かを共有する人達と、しない人達と、それ等を全て包み込むインドの空気の中で放たれる、やたらリズムを持った会話、それは明日には無意味な会話。読者それぞれの「沈没」と奥まった「願い」、或いは「鬱屈した何か」に、無風なリズムで語りかけて来る小説だと思う。

    • 2018年8月12日 10:28