作品題名未定

なあ、サイコーにロックなコトって何か知ってるか?


赤色って、サイコーにロックだと思わねえか?


あ゛ぁ゛っ゛...。いてぇぜ。


ほら、見ろよ。


すげえかっけえだろ...?

真っ赤っかだぜ?


自分ん中にこんな赤い色があるなんて、サイコーにクールでロックだよなぁ...。


なぁ、ジェーン。


どうしてお前は...。

どうして、お前は泣いてるんだぁ?


涙なんて場違いだろぉ?


お前はホントに....。


ロックじぇねえなぁ。



『イワビー!イワビー...っ!!』



バカだなあ。そんな大声で言うんじゃねえよ。

恥ずかしいだろ?


お前はお前の演技しときゃいいんだよ。


コウテーもフルルもプリ公もどおした?


お前らしっかりやる気あんのか?


全く....。


ロックじゃねえ奴等だよな。


オレが消えたら、誰が、ロックでクールな役になるんだ?


ハァ....。


今日のライブは、熱いぜ。


サイコーにロックな夜なのに。


なんでしけた顔してんだよ...。


間抜けじゃねーんだしよ、歌えよ。

ギターを掻き鳴らせよ。


….ったくよお。


最期くらいファンファーレでも奏でようって気になんねーのかな、コイツらは?



『しっかり...してっ...!!』



ジェーン...。


聞こえてるよ。


お前の声は、オレじゃなく。

ファンに聞かせろ。


ハートのこもった、ロックなボイスを...。


ファンに聞かせてやれ。


オレはその声が大好きだ。


サイコーにクールなお前を....。


オレ、そんな、クールでロックなお前が....。






…......。



「屋根上から照明機器が落下し、彼女はあなたを庇い、下敷きになった。これは仕方ないのです。誰の仕業でもない」

「初めから運命と決まっていたのでしょう」


博士と助手は啜り泣いて袖で目元を拭うジェーンに言った。


「お前の声が好きだと、彼女は言ったんでしょう」


助手は腕を腰に当ててジェーンに言った。


「あなたには、あなたが出来る事をするべきです」


博士は腕を組んでジェーンに言った。


「...そう、ですよね...。もう、前のコトなのに、私っ...、たら...」


「何れ、時はやって来るでしょう」

「その時まで、あなたたちが、ロックな輝きを守り抜くのです」


2人はそう言い残した。


彼女は、箱から一枚の写真を取り出して眺めた。


ーーーーー

【作者より】

一体何が書きたかったのかマジでわからん

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未完のみずかんフレンズ みずかん(旧垢) @Yanato383

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