僕の天使

君と一緒に堕(お)ちていきたいと願ったのに

君は天使のような微笑みで

僕を諌(いさ)めるんだね


かわいい君

君のためなら

僕はどんな罪でも犯せるのに

君はそれを許さない


真面目な君

潔白な君

可憐な君


僕はこんなにも

君を穢(けが)したいのに


その無垢な笑顔で

僕は浄化されてしまう


触れたいのに

壊したいのに

堕(お)としたいのに


何一つうまくいかない


ああ、やっぱり

天使(きみ)にはかなわないや

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る