青春の群像(第3部)70 少佐が連絡して聞くと、通電が切れたときにスイッチがはいるか、通常は通電されていないが通電してスイッチが入るか分らないと言ったのです、真一がそれではその線


青春の群像(第3部)70


少佐が連絡して聞くと、通電が切れたときにスイッチがはいるか、通常は通電されていないが通電してスイッチが入るか分らないと言ったのです、真一がそれではその線を捜し現在、

通電されているかどうかを調べて、もし通電していれば電圧を測り、そこに電池をつけて切断すればいいし、していなければそのまま切断すれば良いと言うと、爆発処理班の担当が、

なる程それはいい方法だが、


調べる方法はと聞くので、工具入れにテスターがあるので線を剥けば調べられると言う、もし通電が必要なら懐中電灯の電池を使えば良いと言うと、なる程直ぐに調べてくれと言う、

ので、少佐が蓋を外して調べていましたが二本の線が弾頭に繋がっているがこれかと聞くと、そうだと言うので、真一がニッパで線を剥きテスターを当てて電圧を測ると、6Vあり、

ます、


通常は6Vが通電されていると報告して、懐中電灯の前蓋をはずしランプを取って、その後に二本の線をくくりつけてテスターで計ると丁度6V出ています、これで良しと言ってつけよ、

うとすると、少佐が通電しているのに大丈夫かと言うので、並列に繋ぐので電圧は元のままで容量が増えるだけで問題ありませんと言うと、爆発処理班の担当も問題ありませんと言、

うので、


先ほど線を剥いたところに縛り付けて、テスターで計り計測すると6Vの電圧はかわりません、それでは切断しますと言って真一が行きますと切断すると皆が目を瞑ったのです、片方、

も切断して、これで大丈夫ですと言って、念のため沖にフルスピードで行きましょうと言うと、エンジンをかけて更に沖に進んだのです、残り時間は5分です、暫く走るとカウント、

が残り10になり、


カウントが10.9.8.7.6.5.4.3,2,1,0となりカウンターが停止しましたが、爆発はしません、少佐が解除に成功したと言い、皆が手を叩き、衛星電話を切り厚木に連絡するとヘリが、

後10分で到着すると言うので、少佐がこのまま沖に走ります、今陸から60KM位の地点ですと言ったのです、程なくヘリが来たので、懐中電灯をミサイルにガムテープではずれないよ、

にしつかり固定したのです、


ヘリに核弾頭を釣り上げ、少佐が実に素晴らしい分析力だ、敬服したよと言い握手をしたのです、物騒な物を持ち込まないでくださいよと言うと、今回は日本の領土を通らずに米国、

の基地に運ぶ方法がなかったので、日本政府には許可を得ているが、これが知れれば問題になるので内緒にして欲しい、厚木には運ばず横須賀の米空母ワシントンに運び、戦闘機に、

積み代えてグアムまで輸送すると言ったのです、


少佐と中尉も釣り上げられたのでグッドラックと言うとヘリは一路横須賀に向かったのです、トランシーバでこれより海水浴場に向かうが、この燃料では半分しか航行出来ない、30K、

地点までガソリンを頼むと言うと、鈴木が了解したすぐに出発すると言ったのです、残り30K地点に行くと鈴木が出迎えたので、ガサリンを受け取り給油して陸地に向かったのです、

陸に上がり事務室に行き、


米軍の2人はヘリに乗り横須賀に向った、みんなご苦労様と言ったのです、電話だと言うので取ると久保田局長である、総理から連絡を受けたご苦労様、危ない処だったようで総理も、

凄く喜んでいたよ、後程官邸に招待するそうだ、今回の事はシークレットだよと言うので、承知しましたと言ったのです、さて監視に戻るぞと言って、鈴木と監視搭に登ると、まった、

く、恐ろしい事だね、


あれで爆発していればこの辺の人は総て放射能にやられるところだったと言うので、そうだね、我々の知らないところで色んな危険があるわけだと言って、この件は誰にも言わない、

ほうがいい、タダのエンジントラブルでヘリが墜落したと言う事だなと言うと、わかっているよ、へたに喋ると公安あたりに監禁されるかもなと鈴木が笑ったのです、スタッフが、

大変だよ、


多くのマスコミが来て、さつきの事故を取材しているよ、誰かがライフセーバーが救助したみたいだと言ったので、捜しているよと言うので、まいったなあ、これで顔が出ると色んな、

人から電話がかかって来るぞと言うと、下にマスコミが集まって来たのです、仕方ないので鈴木に物の事は内緒で、救助の様子だけ喋れよと言うと、頷いたのです、交代させて下に、

おりると、


一斉にマイクを出したので、ここでは話せませんのでと海の家に行き、一人づつの質問に答えますと言って鈴木と2人イスに座ったのです、毎朝新聞の今井と言います、代表して救助、

の様子を聞きますと言うので、真一が詳しく話すと、米軍のヘリは通常飛行でしたかと聞くので、そうだと思いますと答えたのです、ヘリはここから5KMの水深10Mの所に沈んでおり、

多分米軍により引き上げて、


事故調査をすると思いますと答えて、これでいいですかと言うと、墜落時の写真はとりましたかと聞くので、私達は取っていませんが、お客さんには取られた方があるかも知れません、

と答え、みなさんご苦労様でしたと、記者会見を終えたのです、良子が現れてヤッパリ災難が来たのねというので、まいったなあ、これで今夜のニュースで流れると大変だと笑ったの、

です、


事務室に先ほどの毎朝の記者がは入って来て、目撃者の証言によりますと、2人の乗員を救助して、一人が陸地に引き返し、モータボートは沖に走り去ったと言う事ですが、どうして、

ですかと聞くので、エンジントラブルなので、何かが落ちた可能性があると言うことで、付近の船舶に被害がないか調べたのです、特に異常はなかったので迎えに来た米軍のヘリに、

2人の乗員は釣り上げて貰って、


私は帰って来たのですと言ったのです、分りましたと言うと記者は帰って行つたのです、危ないところだなというと、鈴木がここからは何をやっていたかは見えないので大丈夫だよと、

言うので、付近に船舶がいなくてよかったなと笑ったのです、良子が何があったのときくので、少佐が足を折って、中尉が手を骨折していたんだよ、本当は痛いのにさすが軍人だね、

一言も痛いと言わなかったなと言ったのです、


店の事務処理をやっていたの、そしたら店長がヘリが沖に墜落したと言ったので見ると、真一君と鈴木君がモーターボートで救助に向っているので、テラスから見ていたのよ、そしたら、

2人が海に潜って2人を救助して船に引き揚げたので、良かったと思っていると、何かを引き上げいるのでなんだろうと双眼鏡でみると、ロケットみたいだっわ、それから鈴木君が陸地に、

向って泳ぎ、モーターボートは沖に出ていったのでどうしたのかしらと思っていたのよと言ったのです、


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