青春の群像(第3部)68 つゆが終り夏になり真一は弓ヶ浜でのバイトにお顔を出して、海開きをやり、夕方発会式に良子も誘い、みんなで居酒屋に行き乾杯したのです、今日は町会長の持ちだそ


青春の群像(第3部)68


つゆが終り夏になり真一は弓ヶ浜でのバイトにお顔を出して、海開きをやり、夕方発会式に良子も誘い、みんなで居酒屋に行き乾杯したのです、今日は町会長の持ちだそうだと言うと、

お~つと皆が言って銘々が注文したのです、良子に今日は大分サーフボードが上達したけどと言うと、最初はバランスとるのが難しかったけど、慣れたのでもう大丈夫だよと言ったの、

です、お母さんの具合はと聞くと、


あれから毎月お父さんが16日に来てくれているの、すっかり元気になって、抗がん剤の治療もしなくて良いようになり、来週には一旦退院してもいいと言う事なので、自宅療養する事に、

なったの、この分ではもう少し生きられると院長が言っていたわと言うので、それは良かったと言うと、今回は羽田の拡張工事が受注できたと言う事で、お母さんがよろこんでいたわ、


退院したら退院祝いと、中野さんの受注祝いをやろうと言っているの、真一さんも来てねと言うので、うん、と返事すると、中野さんが病院に来て真一さんの事を尋ねるので、夏には、

弓ヶ浜でサーフボードを教えて貰うと言ったら、是非彼女にしてもらいなさいと言うので、彼女いるんだよと言うと、早く振られればいいねと笑っていたのよ、私もそう思っている、

と言うので、


以外と振られる確立高いよと笑うと、いままでも振られたことあるのと聞くので、それはあるさと言うと、そうなんだ、でも直ぐに新しい彼女が出来るからいいじゃないと乾杯したの、

です、鈴木が話しを聞いていて、それなら僕にもチャンスがあるなと言うので、席を替わってやるよと席を立ちトイレに行き、戻って来てバイトの女子大生の中に割って入ったのです、


真一が野郎供は固まっていないでバラバにになるんだよと、女の子の間に男達を配置し再び乾杯したのです、みどりがなる程と言うので、これで盛り上がるだろうとみどりと乾杯して、

彼氏はできたのと聞くと、それが、いいよって来るのは青びょうたんばかりなのと言うので、いいじゃないか、青びょうたんでイケメンならと言うと、なんのスポオーツもしない男な、

んてつまらないよと言うので、


この監視員の中には意中の男はと聞くと、鈴木君がいいんだけど振り向いてくれないわと言うので、よし、僕が段取りしてやろうと言うと、本当と言うので、まっていなと言うと、立ち、

上がり、鈴木の所に行き、ハイ、そこまでで交代だと言うと、どうしてと聞くので、良子ちゃんは僕の彼女にするんだよ、鈴木はみどりちゃんを口説けよと言うと、前に声かけたけど袖、

にされたよ、


おれはタイプではないんだよと言うので、バカだな、女は言い寄る男は一回は袖にするんだよと言うと、そんなもんなのと言うので、いいか、サーフボードが上手いけどコツはと聞くん、

だぞ、こんど僕にも教えてと言えばバッチリ仲良くなれるぞ、それからスポーツ好きだけあってスタイルいいなあと褒めちぎるんだと言って、席を空けたからいざ突撃せよと言うと了解、

と席を立ちみどりの横に座ったのです、


良子がすご~い段取りね、皆がそれぞれ楽しそうに話しているわと言うと、本当は話したいくせに格好つけるのが野郎なのさと言うと、私のスタイルが良いと褒めちぎったのは口説く為、

と聞くので、そうだけど、良子ちゃんは本当にいいスタイルしているよ、食べてしまいたいよと乾杯すると、この、助こましめと足を抓ったので、イテテ、本当だよと言うと、お世辞で、

も嬉しいと乾杯したのです、


みどりと鈴木は中々打ち解けたようで、楽しく話しをしています、さつきは鈴木と何を話していたのと聞くと、好きな食べ物とか趣味を聞いていたわと言うので、バカだなあ、美人だと、

か、お嬢様風で好きなタイプとか言えばいいのにと笑うと、そうやって、女の人を口説いているのと聞くので、いけねえ、口は災いの元だとジョッキをグイ飲みすると良子が大笑いした、

のです、


時間になったので、明日にさわるので今日はこの変でお開きにします、後は銘々好きな同士でデートをして、但し、明日は遅れないようにと最後に乾杯してお開きにしたのです、それで、

は送っていくよと自転車を引いて良子の家に向かつたのです、家に着き明日又と言って手を振り自転車に乗り妙心寺に向かったのです、妙庵がお帰り、発会式をやったんでしょう、お茶、

づけを作るわと言うので、


妙庵の部屋に行き、お茶漬けをかきこんだのです、ああ、美味かったと言うと、少しお付き合いしてと言って、皆を呼びお酒と肴を出して乾杯したのです、色々と今年の波乱万丈を面白、

おかしく話すと、みんなは大喜びしたのです、来年は卒業ね進路は決めたのと聞くので、まだですよ、後半年あるので考えますと言うと、皆がのんびりしているのねと笑つたのです、


良子ちゃんのお母さんも退院できるそうですと言うと、話は聞いたわ、治っているわけではないので、いつ、進行がはじまるかが問題だと院長が言っていたわ、でも、当初より大分長く、

生きられそうでよかったわと言うので、ヤツパリ愛している人の力はすご~いんですねと言うと、そうね和子さんも今が一番幸せな時でしょうと妙庵が頷いたのです、その後美樹さんは、

上手くいっているのと聞くので、


ええ、何も言ってこないので、上手く行っているんだと思いますと答えると、真一君は由美さんとはと聞くので、普通に上手く行っていますよと言うと、良子さんが羨ましがっていたわ、

よと言うので、あんなにいいお嬢さんだから男がいないのが不思議ですと言うと、今まではお母さんの事あったのでそれどころではなかったのよ、シエフが良子さんに惚れているらしい、

の、上手く行けばお母さんも喜ぶわねと言ったのです、


そうですか、あの店のシエフなら申し分ないですねと言うと、良子さんは乗り気ではない、見たいなのと言うので、どうしてと聞くと、誰か好きな人でもいるんでしょうと言ったのです、

そうなんだと酒を飲み干すと、妙庵が酒を注ぎ島倉千代子の歌みたいに、好きな人には好かれず、嫌いな人に好かれるのが世の常なんですよ、恋とは上手くいかないものですと酒を飲み、

干したのです、


妙庵さんも俗世ではそうだったんですかと聞くと、そうなのよ、初恋は実らず、次ぎに恋した人はヤクザで次第に牙を向き辛い目にも会ったわ、仏の道に入ってやっと心が穏やかになった、

の、この寺の住職になり辛い思いをした人の話を聞いても、何の手助けもしてやれず、タダ、御仏にすがる毎日ですと言うので、そんな事ないですよ、タダ話を聞いてもらえるだけで皆は、

心が穏やかになれるのです、


それは辛い思いをした妙庵さんだから出来る事なんですよと言うと、そう言って貰うと少し心が安らぎますと笑うので、他の尼さんも真一さんの言う通りですよ、妙庵様が説法なさると、

みんながいつも聞き入っていますと言ったのです、僕は現世では坊主にはなれませんねと言うと、どうしてと聞くので、すぐ女子を抱きたくなって制御がきかなくなる、滅法欲のある、

人間なんですと言うと、

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