青春の群像(第3部)
青春の群像(第3部)62 薬の売買の実体も知れるわけだ、これが一番いい方法だな、明日当たり動き始めるはずだと言ったのです、それではお土産を作って貰って店に行こうというと、亜子がド
青春の群像(第3部)62 薬の売買の実体も知れるわけだ、これが一番いい方法だな、明日当たり動き始めるはずだと言ったのです、それではお土産を作って貰って店に行こうというと、亜子がド
青春の群像(第3部)62
薬の売買の実体も知れるわけだ、これが一番いい方法だな、明日当たり動き始めるはずだと言ったのです、それではお土産を作って貰って店に行こうというと、亜子がドレスに着替えて、
来たので連れ立ってみせに行ったのです、席に座り水割りで乾杯すると、ママと明菜がついたので、今日は取材費を沢山もらったのだよと、お土産の寿司を渡して食べてと言うと、
おいしそうと言って、少しづつ皆におすそ分けして、ママと明菜も美味しい、美味しいと喜んだのです、ママが今回も亜子ちゃんの紹介の仕事と聞くので、いえ今回はさる議員の仕事で、
愛人の素行調査でしたと言うと、まあ、愛人が浮気していたのと聞くので、いいえ、議員の勘違いでした、毎週横浜に出かけるので、聞いたら教会にいっていると言う事だったのです、
それで素行調査を頼まれたのですが、教会にいかず病院に行っていたのです、入院していたのは分かれた奥さんで、分かれた原因は奥さんの浮気だったそうです、その後奥さんに金がな、
くなったら捨てられたそうで、色々苦労をして病気になり入院したのだそうです、議員のメイドからその話を聞き、病院の入院費用を届けて、看病に通っていたのだそうですと言うと、
まあ優しい人なのね、議員とは再婚しないのと聞くので、籍はいれないと断っているのだそうです、どうせ、自分も飽きが来たら捨てられると思っているようなんですよと言ったのです、
ママがそうなのよね、政治家は女を作るのがステータスですからねえと言うので、ママはどうして結婚しないのですかと聞くと、男に頼って生きていっても良い事は何一つありませんよ、
生きていくのは自分の力でなくてはと水割りを飲み干し、
信二さんと亜子さんみたいな関係が一番いいわと言って、それではごゅっくりと席を立ったのです、明菜が今の話は本当ですかと聞くので、亜子が今作った話よと笑うので、すご~い、
と言うと、多分ママがそうだったんではないの、議員の秘書件愛人だったけど、他にも女を沢山作るので落選したのを気にふんぎって分かれたのだよ、議員は自分の元を去られて始め、
て、
ママの存在の大きさにきずいたんだな、その後もママはその議員が復帰するのを一生懸命ささえて、復帰したので彼の元を去ったんだろう、それで議員が金を都合してこの店を開ける、
ようにしたんだと思う、議員からは復縁の話があったが断ったんだ、多分これが筋書きだと思うと話すと、亜子が私もそう思いますと言ったのです、私も男に頼らないで生きていこう、
と明菜が水割りをグイ飲みしたのです、
あの3人にはデカが張り付いているが、何か異変があったら知らせて、早いとこ薬物から手を切らせたいが、供給元を壊滅させないと、元のもくあみだからねと言うと、ふたりが注意、
しておきますと言ったのです、それでは僕は戻るよ、亜子ご苦労さんと言うと、わかりました次ぎのミッションも声かけて下さいと言うと、席を立ち店を出てクラブ岬に戻ったのです、
ママが成果はと聞くので大成功でしたよと言うと、よかったね、今日は美樹ちゃんのお爺ちゃんが来ると言っていたわと言うので、あれから、家に行かないので怒られるかなと言うと、
しかたないわ、今彼とバッテングすると相手が気まずいわよと笑ったのです、暫くしてお爺ちゃんが何と運輸事務次官を連れて店に入ってきたのです、ごぶたさしていますと言うと、
元気そうで何よりだと言うので、
席に案内したので、次官に先ほどはと言うと、驚いたよ君が先生の知り合いとはと言ったのです、ママと亜紀が席に座り、挨拶して水割りを作り乾杯したのです、お爺ちゃんが次官は、
僕とは顔なじみなんだよ、彼は外務省の復員局に運輸省から出向しており、私が復員局長をしていた時に部下だったんだよ、色々知恵をだして貰って、東南アジアから大勢の邦人を、
引き上げさせたのだと言ったのです、
今日は久しぶりに彼を訪ねて、今まで懇親していたわけだと言うと、先生と話していたら君の名前が出てきて、色々と話を聞いたよ、実は今日はいきなり直球を投げられて驚いたんだ、
わたしも、今日の件はウス、ウス、知っていたのだが、どうしたもんかと思っている所だったんだと言うので、あの後入札課長を呼んで何かを渡したのでしょう、貴方の事だ自分達で、
解決しょうとしているんだと思いますが、
相手は人の命なんて屁とも思っていないやからです、課長は非常に危険な立場にいますよと言うと、ヤッパリわかりましたか、実は彼に渡したのは根元議員が私に基準価格を教えれば、
次ぎの内閣改造後も事務次官に据え置くと話したのを録音したものです、何かの役に立つかもしれないとひそかに録音しておいたものです、彼にはそれと交換に写真とネガを取り戻す、
ように渡したのです、
彼の話では今日会ったのは彼を脅迫していたルポライターの林と言う男だそうで、取り引きの場所を後で指定すると帰っていったそうです、今まで根元議員と伊東組の者とは接触した、
事はないそうですと言うので、いつ、美人局に会ったんですかと聞くと、半月前に部下と居酒屋で飲んで、1人で行きつけの新橋のスナックにいったそうです、カウンターで飲んでい、
ると、
カウンターの隅で若い女が1人で飲んでいたんで、ママに聞くと一元さんで、飲ましてくれと言うので入れたんだけど、何か訳ありなのよと言うので、男とでも別れたのかなと言うと、
顔の左側に殴られたような後があったわと言ったそうなんです、それで一緒に飲みませんかと声をかけたら、いいんですかと言うので、どうぞと言うと、傍に来てワインで乾杯した、
そうなんです、
やんわりと訳を聞くと同棲している男に殴られたそうで、銀座に勤めているけど、この顔では店に出れないので休みを貰つたと言ったそうなんです、最初は普通の男だったけど、次第、
に働かなくなり、ヒモみたいに金をせびるようになり、断ると暴力を振るうようになったと話して、恐くて家に帰れないと言うので、ママに聞いて近くのホテルを予約してやったそう、
なんです、
私は帰りますと席を立つと、その女も席を立ち外に出て、もう少し付き合ってと言うので、それではと店に戻ろうとすると手を引かれて、ホテルで少し飲みましょうと言うのでついて、
いったそうなんです、冷蔵から彼女がワインを出して乾杯して飲んだ事までは覚えているそうで、目を覚ましたらその女と同じベットに裸で寝ていたので、慌てて洋服を着てホテルを、
出て家に帰ったそうです、
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