青春の群像(第3部)
青春の群像(第3部)30 下山は総てを自供したのですが、三笠との接点はなく単独犯行とし検察庁に送られたのです、それからは何もなく真一はいつもの生活にもどり、美樹の家には行きづらく
青春の群像(第3部)30 下山は総てを自供したのですが、三笠との接点はなく単独犯行とし検察庁に送られたのです、それからは何もなく真一はいつもの生活にもどり、美樹の家には行きづらく
青春の群像(第3部)30
下山は総てを自供したのですが、三笠との接点はなく単独犯行とし検察庁に送られたのです、それからは何もなく真一はいつもの生活にもどり、美樹の家には行きづらくなりその後は、
顔をだすのは控えたのです、学食でコーヒーを飲んでいると由美が最近店にこないけどと言うので、事件でいそかしかったからねと言うと、もうキズは癒えたというので事件ですつか、
り忘れていたよと答えると、
今日はバイト休みでしょう、私が付き合うわと言って腕を引くので、立ちあがるとまずは食事をしょうと言ったのです、店はと聞くと、今日はお休みにするのず~と真一君と一緒だよ、
と言って学食を出、銀座に美味しい店があるので行こうと言うので電車に乗ったのです、銀座に着きレストランに入り、ここはステーキ専門店で、値段が1ドルだから360円なのお代、
わり自由なのよ、
真一君にピッタリでしょう、何皿食べられるか挑戦してみてと言うので、制限時間があるのと聞くと2時間よと言うので、2時間あれば沢山食べられるなと言ったのです、ステーキが出、
て来たので、いただきま~すとナイフで肉を切りフオークでガツ、ガツと食べると、本当にブタみたいだと笑うので、美樹がバラシタなと言うと、実はこの前店に1人で出来たのよ、
様子を聞くので、
すご~く落ち込んでいたと言ったら、ヤツバリと言って、早く由美ちゃんの力で立ち直らせてと言うので、多分直ぐに事件が起きるから、すぐ忘れるわよと言ったら、本当に事件が起き、
て元の輝いた目に戻ったので、美樹ちゃんは真一君が事件を追いかけている時は自分の事は忘れていると、ず~と寂しさを感じていたんだと分かったわと言うので、由美もそれには耐、
えられないだろう、無理して彼女になってくれなくてもいいよと言うと、
長くは続かないかもね、でも、一応試してみる事にするわと笑ったのです、あっと言う間に3皿を平らげて追加注文をしたのですが、以外とボリームがあり、ため息をつくと、無理して、
食べなくてもいいのよと言うので、そうだね、どうも貧乏クセは直らないなあと笑ったのです、4皿目を食べたところでもう無理だと言うと、ほうら、中々入らないでしょうと言ったの、
です、
実は私にも事件が起きそうなのと言うので、どんなと聞くと、少し前に銀座のママの店に勤めいる女の子が渋谷の店に来て、最近ヤクザが店にくるのよと言うので、何かいやがらせでも、
しているのと聞くと、9時頃3人でやって来て普通に飲んで帰るだけだけど、明らかにヤクザの格好だから他のお客さんが何かあったのかとホステスに聞くみたいなの、巻き添えになり、
たくないと言う客も出て来て、
店が暇になると大変だから、美樹ちゃん何かしらないと言うので、今度ママに聞いたみるわと答えたのよ、ママに聞いたらタダの客として来ているんでしょう、来るなと言うわけにもいか、
ないわ、その内飽きてこなくなるわと相手にしてくれないのよと言ったのです、ヤクザのやる事と言えば、借金の取り立ててか地上げにカラム嫌がらせだが、ママの事業は上手く行ってい、
ないのと聞くと、
各店のお客さんの入りもマズマズだし、資金繰りも大変とは言っていないし、大阪にも店を出すそうで、昨日から3日間の予定で店舗物件の視察で大阪に行っているよ、資金繰りが大変なら、
新たに出店はしないでしょうと言うので、それなら自宅か何処かの、店舗の立ち退きをやろうとしているのか、自宅にはそれらしき男達は、来た事ないのと聞くと、家に来た事はないけど、
付近では何回か見た事はあるわと言うので、
何をしていたのと聞くと、タダ車を駐車して二時間ばかりいて、いなくなったわと言ったのです、行ってるとすれば銀座のママの会社かも、店はみんな雇われママに任せてあるのでママは、
月に一度くらいしか顔はださないはずだわと言ったのです、ママの店と自宅の場所はと聞くと、名刺を出して、脇に自宅の住所を追記して、ここが店の場所と自宅の住所よと渡したのです、
自宅の広さはと聞くと庭が広いので、土地は約400坪くらいで二階建のコンクリートの建物で、部屋数は10部屋とダイニングと居間だよと言うので、随分豪華な家だねと言うと、もう10年、
以上住んでいるわと言ったのです、その道の人に調べてもらうよと言うと、ごめんね、こんな事頼んでと言うので、良いんだよ弟子の災難だとすればほうっておく訳にはいかんだろうと言、
うと、彼女でしょうと言ったのです、
食事が終りそれでは銀座のママの店でも確めに行こうかと言うと、まだ7時だから後少し時間を潰して行きましょうと言うので、店を出て隣の居酒屋に入り日本酒と肴を頼んで乾杯したの、
です、ところでママはどうして再婚しないのと聞くと、パパで懲りたんでしょう、浮気をしてその内家に帰ってこなくなったのよ、浮気あいてと逃げたのよと言うので、今はと聞くと、
どこにいるかわからないわ、
それでお母さんが頑張ったのと聞くと、事業はその前からやっていたのよ、忙しくて帰るのも遅かったので、そのすれ違いがパパの浮気の原因かもしれないわ、ママは仕事が恋人みたいな、
人だから、所詮は上手くいかなかったのよと言ったのです、それでは由美は寂しくそだったのと聞くと、お婆ちゃんに預けられていたのよ、だからお婆ちゃんが母親みたいなもんなのその、
お婆ちゃんも高校二年の時亡くなったのよと言ったのです、
それでは今はママと2人な訳だと言うと、そうなの、でも寂しくないわ、大学も楽しいし一杯友達もいるしと笑ったのです、今目の前にパパが現れたらと言うと、お父さんとは呼べないわね、
でも恨んではいないよ、居酒屋で酒くらい飲んであげるわと言ったのです、しかし、そんな環境で育ったのにグレもしないでず~とバージンだったなんて不思議と酒を飲み干すと、子供の、
時から男を警戒するようになっていたのよと酌をしたのです、
由美がこんなに美人だからママもキット美人なんだろうと聞くと、まるで芸能人みたいだよ、沢山男の人が言い寄ってくるみたいだけど、家に1人で出来た男の人は弁護士くらいのもんよ、
と言ったのです、それでは、まったくあっちの方もしていないのかなと言うと、それはないでしょう、今も大阪でしいるかもねと言い、まあ普通の男では太刀打ちできないわよと笑つた、
のです、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます