二通の手紙で構成される短編です。先入観なしで最後まで読むことをお勧めします。ネタバレするといけないのでレビューは短いですが、私はこの作品、素晴らしいと思いました。是非読んで!
『ミュゲ書房』、KADOKAWAより発売中です。
作品は非常にシンプルで、二人の人物の往復書簡です。全部で二千文字ちょっとですが、それぞれの性格、思い出、相手への愛、さらに未来までもが見通せて、言葉に出来ない感動に包まれます。そして、意外な展…続きを読む
人間の愛はいつ終わりを迎えるのでしょうか。素直で繊細な物語が、心の柔らかい部分に突き刺さるでしょう。短編ですからすぐ読めます。気になった方は是非。
そりゃ、来るよ。当たり前の顔をして春は来るんだ。春がくれば思い出さずにいられない事の一つや二つ誰にだってあって、書簡の書き手である二人もいろいろ思い出してはいるのだけれど、しかしこれは未来の物語…続きを読む
悲恋話ではありますが、前向きで爽やかです。
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