新しいバイトをしなくては 2 ......P28
イケメン・タカヒロとは電話もせずにメールだけの日々がつづいた。
8月中旬の日曜20時ごろに、とあるメールがタカヒロから送られてきた。
タカヒロ 『今日は地元の仲間と飲んでるんだ(^O^) 』
という、たわいもない内容だった。
実乃果 『そっか~(^ ^)
明日もあるんだしあまり飲みすぎないようにねぇ(^ ∀ ^)ノ 』
と、ライトに当たり
タカヒロ 『今日両親も妹も家にいないから家に来るか?(^O^) 』
と、いきなりお誘いメールが返ってきた。
私の休みは水曜・日曜とあらかじめタカヒロに伝えておいたので丁度タイミングが良いと思ったのだろう。
私も特に予定もなく、先輩と家でマッタリしているところだった。
抜き打ちに誘われたことで思わずドキーッ!とした。
うわわわわッ!マジかッ!
マジで私を誘っちょりますのかぁぁぁ!!
タカヒロからマンツーマンで会う約束をしてきたのは初めてじゃん!
つーか部屋に上がってもいいのですかぁぁぁ!?
うぉぉぉ!めっっっちゃくちゃ行きたいですぅ!!
しかーし、マッタリしていて髪の毛もメイクも何もしていないから支度に時間が掛かるんですけどぉ★
私は焦る気持ちとドキドキを抑えながら冷静にメールを打った。
実乃果 『じゃー今日は一人なんだね(^O^)
すごくすごーく行きたいよぉ!
もし家を出られそうなら行ってもいい?
後で連絡するから待ってて!』
と、どう見ても冷静に打てていないそれを、タカヒロの気持ちが変わらないうちに急いで送信した。
タカヒロ 『今はまだ飲んでるし、帰ったら疲れて多分爆睡だけどそれでも良かったらどーぞ
(^∀^) 』
と、タカヒロからもすぐに返信が返ってきた。
私を放ったらかしてすぐに寝てしまおうが、私を食べてから寝てしまおうが全て受け入れOKなのだけれど、イケメン・タカヒロの家に入れる機会なんてもう二度とないかもしれない!と思ったら居ても立ってもいられなかった。
中原先輩には、キャバクラで知り合った仲間と朝まで遊んでくるけどいい?と伝えたら 「いいよ、たまには行っといで(^ ^) 」 と了承をしてくれた。
先輩には本当に申し訳ないけれど私はタカヒロの物なんです。ごめんなさい…。と罪悪感を抱きつつも、『行けるよ♪』とタカヒロにメールを送った。
すると、私の支度や移動時間を考慮した上で23時ごろに落ち合うことが決まった。
キャバクラ勤めを始めてから色々と吸収してきた私は『ようやく成果を見せるときがきた!』と意気込んだ。
けれども気張りすぎてはダメだと思い、それなりに抑えた感じの服装を選んで待ち合わせ場所であるタカヒロの地元の駅へ向かった。
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