グレーゾーンな世界のあれこれが描かれていますが、それらが中々に具体的に表現されていて面白かったです。他にはない独自性の高い小説だと思います。
ジャンルを問わず色々な作品を読み漁っています。 読んで学んで自分でも書けるようになるのが目標です。
飢の怪物・堂徳(ドウトク)。渇の怪物・清倫(キヨツネ)。彼らが、それぞれに成功させた起業。彼らが、それぞれに味わった過去が起因する、飢と渇を癒すための仮初めの居場所。正道ではなく、ほぼ違…続きを読む
癒しとワクワクはないです。視点の切り替えがシンプルながらわかりやすく、登場人物のキャラクター付けが明確ですごくいい。ただ、あら探しをするのなら、「飢え」の部分のカウンターパートにあたる「渇き…続きを読む
キャラクター一人一人の価値観や考え方が分かりやすいので、とても読みやすい。登場人物が利害関係のみで結ばれてるところも、人間らしくて好きですね。ストーリーが一風変わったところもまた面白いので、今後…続きを読む
もちろんフィクションなんでしょうが、似たようなことはあちこちで行われているんでしょうね。バカから搾取する暴力的なビジネスにゾクッと背筋が凍る思いがする一方で、最後はどうなるんだろう、と怖いもの見た…続きを読む
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