その名もデストロイヤー!?

 デストロイヤー、と聞くとプロレスラーを思い浮かべますよね。

 あ、若い方はご存知無いかもしれませんが、昔、プロレス全盛期の頃に活躍した、覆面の外人プロレスラーさんのリングネームです。

 そのデストロイヤーではなく。

 ジャガイモのデストロイヤーの話になります。(笑)


 2年ほど前から、新品種として種芋が売られ始めました。

 ジャガイモ全体が濃い紫色…、どちらかと言えばさつま芋色をしています。そして、芽の窪みがピンクがかった薄い色なんです。言われてみればマスクを被っているように見える?

 それでデストロイヤー。(笑)


 見た感じ皮色がさつま芋のようなだけあって、さつま芋との間の子みたいな味がします。

 皮色を生かすには皮つきフライドポテトが一番。ほんのり甘い不思議な味のフライドポテトになりますよ。

 このデストロイヤーの花が綺麗なんです。


 普通、ジャガイモの花は白か淡いピンクが多いのですが、デストロイヤーの花は、鮮やかな濃いピンクをしています。紫がかった色なので、本当に鮮やかな色です。


 我が家では、男爵、アンデスレッド、デストロイヤーの三種類のジャガイモを作っています。

 畑の3分の1くらいの面積に一面ジャガイモの花が咲き乱れると、お花畑のようで楽しくなります。


 ジャガイモの花、良く見るとこれとソックリな花をつける野菜がありますが、分かりますか?


 答えは、トマトとナスです。

 実は親戚なジャガイモとトマトとナスは、連作障害を起こすので、重ならないように作らなくてはいけません。


 広すぎる家庭菜園ですが(笑)連作にならないようにと、ダーサンは毎年パソコンで作付表をつけて頭を悩ませております。

 おかげさまで、毎年美味しい旬の野菜がたくさん食べられるので、感謝しきれません。


 ちなみに。デストロイヤーとアンデスレッドは春蒔き夏収穫だけでなく、夏蒔き晩秋収穫も可能で優れもののジャガイモです。

 新ジャガを夏と晩秋に味わえるなんて、贅沢の極みですよ。


 根野菜は大腸癌予防になる大事な野菜です。芋類は太ると敬遠されがちですが、バランスよく摂ることも大事ですよね。


 そんなこんなで。我が家で大活躍したデストロイヤーのお話しでした。

 まだ市場にはあまり出回っていませんが、見つけたらぜひお手に取ってみてくださいね。

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