第二十六話 賞金稼ぎの一面への応援コメント
かなりドラマがぐっと来ましたね! 今後の展開の予感、登場人物たちの過去と個性、社会的・倫理的考察に満ちた遣り取りなどなど。
素晴らしいのは、そのいずれもが、「西部劇色」に染まっていることです。上記のような要素の合間に入る、無駄のない風景描写、場所の説明が、これらを支えていると言えると思います。
銃、荒野、賞金、そして勇者。なんとも心躍る単語です(^^)
ビリーの仲間たちの中で、戦闘においてもどんな個性が描かれるのか、大変楽しみです。
作者からの返信
最初は、勇者パーティでもマコト以外の連中はあまり目立つ予定ではありませんでしたが、だんだんと良い意味で自分の手元を離れたキャラクターになっていってくれたと思います。
ビリーに関しては過去含めて予定通り、というか、マコトと同じく信念とか精神的な強さとかが強靭過ぎて、“可愛げ”を出すのに苦労します。
第二十一話 トゥーコの最期/マコトの覚悟への応援コメント
ただのアクションではなく、そこに人情というか、人間臭さというか、そういった『適度な生々しさ』があるのは、やっぱり魅力的ですね。
やや話が飛躍するようですが、クリント・イーストウッドが(監督しても俳優としても)描くドラマの魅力に近いものを感じます。
正義の行き過ぎだったり、それに対する反動だったり、というものが描かれていると、個人的には思います。
最近、イーストウッドは実話ベースの話ばかり撮っていますが(面白いからいいのですけれど^^;)、貴作中では、ファンタジー性と渋みのある演出のいいとこ取りがなされていますね。
フィクション性の中に、上記の人間臭さがある。
カッコよすぎない、砂埃の漂うバトル。目が離せません!(^^)!
作者からの返信
勇者の異能に弱点はなく、人間性が油断と隙を生んでしまうという形でバトルが進んでいくといった部分で『生々しさ』が出てきたのだと思います。
あまり大真面目でドシリアスな話にしたくないと思っているので、ファンタジー作品の“お約束”を取り寄せてきたということなのかもしれません。
逆にイーストウッドは実話をベースにした映画を撮り続けることで、ファンタジックな世界(アメコミ映画とかディズニー作品とか)が席巻する映画界に物申したいのかもしれません。「若いの、現実もそう悪くなかろう?」というメッセージではないかと思うことがあります。
第十七話 開戦、勇者VS勇者への応援コメント
ううむ、やっぱりこの掠れたアドベンチャー性は貴作の専売特許ですね!
人間臭さとドラマ性のバランスは本当に見事だと思います。
ビリーたち一向の面子も揃い、一息ついたところで敵襲。わくわくしますね。
やはり、『銃』というものが主人公だからかと存じます。
勝手な想像ですが、やはり実写っぽすぎず、アニメにしては生々しい感じ、見事な境界線を描いていらっしゃると思います。
作者からの返信
いわゆる異世界ファンタジーライトノベルに古い西部劇の世界を無理やりドッキングした歪さみたいなものは出ていると思います。しかし両者には共通点もあります。どことなく大味で大雑把でエンタメ性に溢れていて軽快なところとか。
実写とアニメーションの中間という言葉を受けて思えば、西部劇や時代劇(西部劇に大きな影響を与えている)もそうした戯画化が得意なジャンルですね。
第十三話 昼食と自己紹介への応援コメント
だいぶ登場人物と情景描写が連携しやすくなってまいりました(^^)
と同時に、この西部(というのか?)で行われる冒険と決闘にも、ますます期待がかかります。
ダジャレではないですが、ビリーが常に緊張感を切らさず、ビリビリしているところが文章全体を引き締め、適度な鋭さを保っているところも好感が持てます。
西部劇映画、近々拝見しますのでしばしお待ちを!
作者からの返信
ついついワンシーンにキャラをたくさん投入するのが自分の悪い癖でもあります。なにより書いている方が苦労するというやつですね。
ビリーは、あれでけっこう浪花節なところがあるので“現場”を知らない勇者たちには厳しい傾向にあります。
第十話 ビリーの失言/コーザの弱点への応援コメント
この空気感=殺伐とした感じ、けれども西部開拓時代のわくわくする感じ、たまりませんね(^^)
そこに絡むファンタジー感が、舞台の魅力を壊すことなく、絶妙に作品の魅力として機能していると思いました。
僕は映画オタクを自称していますが、比喩ではなく実際、このような舞台の映像作品は未開拓なので、比較しながら拝読してみようかな、などとも思っております。
『許されざる者』と『荒野の七人』しか観てないって、なんだかすごく損している気がしてなりません……。
今後も『異能戦闘』というラノベらしさと、『西部開拓時代』の渋いカッコよさの絶妙なバランスを期待させていただきます!(^^)!
作者からの返信
個人的には本作の参考映画であるマカロニウェスタンの『ドル箱三部作』と『大いなる西部』は観て頂きたい作品です。ネットでもいいですし、どこでもレンタルしていると思うので、ぜひ。
第四話 勇者カレンと超速の魔剣への応援コメント
こんにちは(^^)/
改めて拝読を開始いたしました。西部劇の空気のざらつく感じが伝わってきて、とても楽しめました。台詞もいい感じにぶっきら棒というか、『そうそうこんな感じ!』と頷きながら読ませていただきました(西部劇の舞台に行ったことはないですが)。
まだ完全に世界観の提示がなされたわけではないと思うので、また読み進めましたらコメントさせていただきます<(_ _)>
作者からの返信
お読みいただいてありがとうございます。
クリント・イーストウッド主演の西部劇が好きで、古いマカロニ・ウェスタンの小ネタをところどころ挟みながら書いていますが、特に分からなくても問題はないです。
それだけだと渋すぎるかなと思って、ところどころ『パイレーツ・オブ・カリビアン』的な雰囲気も入れています。あれは21世紀の西部劇です。
第十四話 移動~勇者の意義への応援コメント
このシリーズ面白いですね。文章もクリアで好きです!勇者たちが最低といのでヒーローが最低なザ・ボーイズというドラマを思い出しました。
作者からの返信
ありがとうございます。珍しく途中でヘタらず最後まで書き切った作品です。どうかお付き合いください。
断章~七話 クリサリアのおとぎ話/クリサリアの王への応援コメント
こちらまで拝読しました。
いかにも砂塵が舞っているような中西部っぽさが漂いますね! そして登場人物が粗削りなのも、すごく雰囲気に合っています。
個人的に、クリント・イーストウッドの『許されざる者』をアニメでやっているような感覚かなあと思ってるのですが、いかがでしょうか(笑)
作者からの返信
まさしくイーストウッド主演の西部劇に大きな影響を受けた作品です。『許されざる者』ほど乾ききったバイオレンスはありませんが、そこに気付けていただけたことは大変うれしいです。
別枠で、登場人物紹介も行っているので(やや先々のネタバレもありますが)読んでいただけると楽しめるかと思います。
第三十話 裏切り者の末路への応援コメント
お久し振りで……と言い切らぬうちから巧みに緩急のついた展開に呑まれました(^^;
治癒魔法ありとはいえ、生々しく人が傷つく描写(グロイという意味ではなく)があるのは、リアルでいいですね。そこに知略があり、現世でのしがらみがあり、きちんとドラマを成立させながらも、キッチリ45口径が場を引き締めてくれる。
僕は割合、近代兵器の方が好みなので、拳銃でいえばオートマチック派なのですが、ここまできたら「リボルバーしかありえない!」って感じです(笑)
次回第五章、ラスボスめいたあやつは動くのでしょうか? 楽しみです(^^)
作者からの返信
リボルバーなのは、西部劇好きなことと、腕一本で渡っていくためには、ハイテクはむしろ『道具に使われる』リスクがあるという設定ですね。ビリーは早撃ちのために、少し扱いを誤っただけで暴発する寸前にまで銃を緩くカスタマイズしているので、奪われてもまともに使えるやつがほとんどいません。
マコトの便利っぷりは、物語の足かせになるかなと思ってましたが、彼女自身が抑制的な性格のおかげで助かりました。