束の間の静寂 2
―極道対抗野球大会―
地元の組の中から代表者を選び野球チームを作る事になったのです
父は審判に選ばれました
選手の中には前に次男の指詰めを助けてくれた組長さんもいました
ガラの悪いチーム結成!!
次男と組の姐さん達に紛れて密かに練習を見に行った事もありました
練習場の空地には外車がズラリ…
ユニホーム着て乗って来たのか?
ってか、組長の車にボール飛ばしたら冷や汗もんだね
そしてある日次男の元へ組長から電話が…
「タクシー会社に野球チームあったよね 練習試合してくれない?」
次男「いいっすよ」
軽くOKした次男
後からタクシー会社の社員から非難轟々だったらしい…
が…OKしちゃったものは仕方ない
極道チームと言ったってスポーツなんだから大丈夫!と次男の後押しで決定しました
試合当日
私も見学に行きました
試合が始まる前に極道チームちょっと練習
グランドに響く声…
父「ボール!」
ピッチャー「そりゃねーだろ!親爺どこ見てんだよ!」
父「俺がボール!と言ったらボール!なんだよ!グダグダぬかすと殺すぞこの野郎」
ヤジ「下手くそ野郎!俺が投げた方がうまいぞ」
ピッチャー「お前3本の指でどーやって投げるんだょ!」
素晴らしき練習風景
でも みんな楽しそう
子供みたい
練習試合開始!
タクシー会社さん達やりにくそう
緊張でカチカチになってる感じ?
次男笑ってるし…
そこで組長の声
「兄さん達 練習に付き合わせて悪いな!思う存分やってくれ 手抜かれたら面白くねーからな!頼むよ」
タクシー会社さん達チョット安心かな
手抜きなしの試合開始
多少のヤジは気にしない…
姐さん達のヤジも気にしない…気にしない
試合の合間にこっちに戻って来た組員の1人
姐さんに
「指のアカギレが痛くて」
って薬塗ってもらってる
って…指ないじゃん…
詰めた指がアカギレしてるらしい…
姐さん「全部あったらもっと痛かったね 良かったね半分で」
そうか良かったのか?
それで良いのか?
そして試合終了
結果 8対2
もちろんタクシー会社の勝利
組長「完敗だ!次は間違なく勝つから覚悟しときな!」
こんな疲れる練習試合なんてもうやりたくないよね…
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