逃亡 8

夜になっても長男は帰って来ませんでした



ビビリ長男 ―逃亡―



若い衆の手前 情けなくないかぁ

まぁ その内帰って来るだろう

と思ったのが甘かった


次の日も…また次の日も…帰って来ない



長男 ―行方不明―



心配した舎弟が両親に電話すると


父 「何処かで野垂れ死にしたなら連絡があるだろうから 生きてるのは確かだな(笑)」


母 「あの子は刺青してないから顔潰されたら誰だかわからないかもね(爆笑)」



(刺青は全く同じ物はないので もしもの時は 絵 で本人確認する事もあるのです)



こんな両親を持った長男チョット可哀相…かも…


母は長男が逃亡すると

親戚縁者 すべてに


「長男が来ても絶対に玄関から先に上がらせない様に!たとえ夜中に来ても、腹が減ったと言って来ても帰す様に!」

と 命じました


母 「死にそうになったら帰って来る」



母はやっぱり強かった


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