魔法使いになってしまった三十歳の童貞(無職)が、夢のようなテーマパーク「デスニートランド」に連行され、愉快なアトラクションで他の童貞たちと共に仁義なき戦いを繰り広げる、童貞バトルエンタメです。
もうね……拝読しながら何度腹筋が攣ったか分かりません。呼吸困難になるほど笑いました。酸素が足りない。
このテーマパークの名称からして喧嘩売ったら完全にヤバイ方向性なのですが、それ以外にも全方位に隙なくいろんなパロディてんこ盛りです。
中でも私のお気に入りは、ビンター・ハラパーン VS 平成の流浪人(単にめっちゃ浪人してるニート)ですね。
必殺技『屑竜閃』が出た時は天才かと思いました。壱浪、弐浪、参浪、肆浪、伍浪、陸浪、漆浪、捌浪、玖浪!
ギリギリアウトな登場人物たちやアトラクションに、主人公・サダオの鋭いツッコミが冴え渡ります。
全26万字の大作ですが、最初から最後まで余すところなく面白い。
何より、これら全てが豊富な語彙と言い回しを用いた素晴らしい文章で綴られているということが、もう何よりおかしい。
毎日少しずつ拝読していたのですが、読み終わってしまったのが大変寂しいです。
類稀なる珠玉のような傑作でした。あー腹筋痛い。
本当に面白かったです!!!!
ど頭から「頭おかしい」展開(超弩級の褒め言葉)で始まるドタバタエンタメ作品。
終わってみて振り返ってみれば、それは週刊少年ジャン○に載っていてもおかしくない王道モノのバトル物冒険活劇なのです。が、明らかにどっかネジがおかしい下ネタが高品質に差し込まれます。
それも、適当な汚いだけとかエロいだけとかでは全くありません。高品質なのです。プレミアムなのです。
各話で空きあらば差し込まれるパロディや、ネタ感満載の言葉選びは作者の教養の深さと広さを示し、流麗な文体は作者の筆力の高さを示します。
――あなた、そのハイスペックで、何書いてんですか!?
(いい意味で)
嗚呼、WEB上にはこんな素晴らしい才能の無駄遣い(レスペクテッド)が存在するのだなぁ……と、遠い目で沈む夕日を眺めた(脳内で)成井露丸でした。
プレシャスでプレミアムでプライスレスな童貞神話なので、読めば童貞のみなさんも心洗われること間違いなしです。(しらんけど)
さあ、新しい世界へ飛び立とう!
オープンザソーシャルウィンドウ!
魔法使い達の戦いの物語なんですが。
あの……。魔法使い、と申しましても。
都市伝説の方です。
三〇歳まで童貞の男性は……、という。
そっちの『魔法使い』のお話。
その『魔法使い』たちが集められ、連れてこられたのは『デスニートランド』。
……ん? どっかで聞いたことありますか? いや、気のせいでしょう。
そこで繰り広げられる、熾烈な魔法合戦。壮絶な謀略を張り巡らせ、他者を蹴落として勝者となるのは誰なのか。
……というお話なんですが。
随所にちりばめられたパロディや、テンポの良い会話に全編にわたり笑わされます。よく見たら、あらすじにまで、パロディ(笑)
抱腹絶倒というか……。
なんど、キャラクター達に突っ込んだか(笑)
コメディ作品としてイチ押しです
読み終わって文字数を確認し、驚きましたが。
二六万字!? 気づきませんでした!
いや、文字数で怯むこと無いですよ。面白いし、区切りがいいので、少しずつ読み進めるのもアリです。
是非みなさんも。
主人公を含む『魔法使い』たちに温かい応援を宜しくお願いいたします!
壮大すぎるパロディの嵐に圧倒される。面白い。何がどう面白いかというと童貞のみなさんが何をそんなに卑下なさってるのかといいつつ互いに互いを上から目線で見てるその痛々しさが全部自虐のブーメランとなって突き刺さるところ。どいつもこいつもこじらせやがってww
26万字って思ってちょっとあせったけども、文字数を文字数と思わせずにあっさり読ませる筆力にまず恐れ入る。
笑わせる以前に、めちゃくちゃ巧い。ギャグに文章力は不要だけども、笑わせるより前に、そこかしこに「的確」な描写があることで、陥った状況が手に取るようにまざまざと思い浮かぶ。んでもっていちいち笑わせてくれる。
面白かったです!
この世に生を受けてから三十年の女体を知らぬピュア戦士サダオが夢の国に拉致られたと思われたらなんか魔法が使えるようになる座薬を注入されてデスゲームに参加させられるんだってよ。誰もが知っている夢の国のキャラクター(ハハッ)たちとおもむろに繰り広げられるストリートファイトにはシャドルーも絶対絡んでるって。ひとつなぎの大秘宝を求める海を求めたりへのつっぱりはいらないような殺人技も駆使されたり七宝の願いが叶ったりするあれに出てきそうな感じの原理で空も飛ぶ。思い出はいつも綺麗だけど代わりばんこにペダルを漕いでぐんぐん風を飛び越してたら飛べるそんなあなたはカブトムシ。殺さずの誓いも姫様で童貞を捨てるためなら問答無用なのです。まあ何よりも怖いのは力を持ったロリコンと賢者の石ですよね。ハリーボッテーだった大会の先に待っている熱いバトルと男たちのイカ臭い大乱闘。その行方とは。
次回あの娘は僕の嫁になってくれるかもしれない女性なんだ。
童貞であることを力に変えるそんな物語。
何が恐ろしいっておそらくこのレビュー内で特に嘘は言っていないということです。