物語を読み進めていくうちに、しっかりと惹き込まれていく。また、「人間の闇」というべきか、その様な、人の変化の仕方を文字で表すのが、天才的だと感じました。読み終えた後には、全てのピースがハマったかのような【達成感】となんとも言えない、ジットリとした【湿っぽい】という、正反対の2つの感情が混ざり合います。素晴らしい。
色々な知識に基づいたホラー・サスペンスで読者を引き込んでいくストーリーと家族とはも考えさせてくれる物語だった。
和風ホラーの長所とも呼べる、空気感・少しずつ迫る恐怖・暗闇などの要素が、見事に調和しています。その怖さは、まるでこの小説を読んでいる私たちにまで迫ってくるような気配すら感じてしまいます。日本独特…続きを読む
文章の端々から紡がれる言葉一つ一つにしっかりと意味があり、確かな筆致でホラーとしてのジャンルを描かれています。淡々と描かれた文面からイメージが脳裏に焼き付き、どんどんと読み進めてしまいました。物…続きを読む
山陰に住んでいるので、妙にリアルでした…途中、怖い場面も多かったですが、最後まで読むと、不思議と怖さがなくなりました!何度も読み返すと、また違った面白さが出てくると思いました!
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