僕、人間。貴方、人間。 初めに定義したのは誰の仕業だっただろう。 思い出せないけど、実感はできるかもしれない。そんな思考実験に似た小説でした。
フロリダ生まれ浅草育ちです。おっさん。
テーマはよくあるものですが、語り口が上手で引き込まれました。素直に面白いと思える良作では。
『人間判定』背筋がひやりとする依頼を受け、主人公の少年が六人の判定に挑む。人間とは、という非常に観念的な問題を読者にも深く思考させる作品。
たまらなく面白い。「人間」の定義と、自らの「存在理由」が何なのか考えさせられます。ユーリと共に読者も人間判定をしながら読み進めることになりますが、この小説はとても印象的に心に残ると思います。最初と…続きを読む
何をもって人間なのか? 突然人々を判別することとなった主人公。 短いながら人というアイデンティティに迫る内容が非常に哲学好きの心を掴む内容です。 読みやすく哲学的SF小説が好きな方にオスス…続きを読む
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