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骸の忍法帖(むくろのにんぽうちょう)

骸の忍法帖(むくろのにんぽうちょう)

躯螺都幽冥牢彦(くらつ・ゆめろうひこ)

おすすめレビュー

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★★★
★6
2人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 甲斐ミサキ
    64件の
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    ★★★ Excellent!!!

    地獄より黄泉がえり、放つは必殺の忍法

    家康公の元より訪れた服部半蔵が、甲賀の忍者たちに告げる。
    互いに殺し合いって修練の成果を見せよと。
    楓響馬は里の仲間全てを殺せと命じられる。
    『全ては甲賀の為』
    忠義の忍びである彼の、仲間たちとの絆に煩悶する決着の行き先は!?

    のびやかに勇躍する忍びたちの忍法がどれも格好いい。

    敵を全て闇の沼に沈める『忍法 黒点波涛』
    物理法則の理を逆に展開させる『忍法 不動殺し』
    山田風太郎先生の『忍法帖』を思い起こさせるような言葉選びが素晴らしい。

    忍法合戦の合間に差し込まれる忍びがゆえの悲恋なエピソードは艶っぽく、物語に華をそえており、せつなに生きる者たちの青春を感じます。

    読み終わったときに、本題の本当の意味を知る。
    全てが結実し、反転した時の爽快感たるや!

    まごうことなき怪作です。

    • 2018年3月17日 10:48