陽炎の森59 俊隆が満腹じや、笹もいい気持ちになった、わしはこれで休む事にするが皆の者はゆっくり楽しんでくれと、席を立つたのです、笑美姫が私達も休みましょう、
陽炎の森59
俊隆が満腹じや、笹もいい気持ちになった、わしはこれで休む事にするが皆の者はゆっくり楽しんでくれと、席を立つたのです、笑美姫が私達も休みましょう、
と席を立ち真一朗殿、明日は宜しくと部屋に戻ったのです、真一朗も席を立ち部屋へ戻ると、お休みなさいますかとメイが聞くのでまだ早いよ、寝酒といこうかと、
いうと、それでは支度しますと、部屋を出て行きお膳をかかえて戻ってきたのです、
お膳をみると塩辛がのっており、メイが酌をし、塩からを食べるとイカではなくカツオの塩辛です、こんなものがよくあったなあと感心すると、まかない方がカツオ、
で作ってみたところ、酒の肴にピッタリなので是非真一朗殿に召し上がってくださいと出してくれたのです、これはうまい、酒の肴にピッタリだよ、まかない方に、
そういってくれといい、
さあメイも一献と真一朗が酌をすると、いただきますと嬉しそうに飲むので、笑うと、だって旅の途中では二人きりになれなかったでしょう、今日からは暫く二人、
きりですねと喜んでいたのです、さしす、さされつ酒を飲んでいるうちにいい気持ちになり、メイを抱き寄せ唇をあわせると、灯りを消してくださいというので、
行灯の灯りを消し、抱きかかえて寝間にはいったのです、
着物を脱がせ乳房をもむと、ああ~と声を出しのけぞつたので手を下のほうに回し足を広げ敏感な部分に指を入れると真一朗にしがみついてきたのです、真一朗が、
下帯をとき一物を敏感な部分に入れ激しく動かすと真一朗様ダメ、ダメと声をだしたので口を押さえさらに激しく動かすと、メイの体がピク、ピクと動き真一朗も、
うっと低い声をだしいってしまったのです、
メイが真一朗の体にピッタリ肌をよせ、これから毎日情けをかけて下さいというので、分かったよ、しかし子供でも出来るとまずいねというと、大丈夫です、医者の、
見立てた薬をのんでおきましたからというので、どんな薬と聞くと、この薬を1時程前にのんでおけば子供は出来ないそうです、知り合いの医者に頼んで調合して、
もらったのですと答えたので、へえこの時代でも避妊薬があったのだと感心したのです、
しばらくたってメイは身つくろいをして、それではお休みなされませと、部屋を出て行ったのです、疲れていたのか目をつむると直ぐに寝いってしまったのです、
だれか呼ぶ声がしたので目を開けるとメイが朝ですよと声を掛け起き上がり歯を磨き顔を洗うと朝餉の支度が出来ており、朝餉をすませ羽織袴に着替え、裃をつけ、
登城の準備をしたのです、
迎えに来たので俊隆の籠の後から笑美姫、メイ、尚をともなって城へ向かったのです、城につくと将軍の御座所に案内され、そこに暫くして家光が入って来たのです、
帰国の挨拶をすると、土井家中の者、また柳生の者、今回の働き見事であった、真一朗、信綱もそこもとの策に舌をまいておったぞと労い、真一朗褒美に5000石の、
旗本に取り立てるがどうだなと聞くのでとまどっていると、俊隆には話してある、そなたが了承すれば依存ないとの事であったぞというので、
その儀だけはご辞退申し上げます、島原の乱に軍功のあったものにお与えくだされ、私は少しだけ策を練ったまてでで御座りまするというと、まったく欲のない、
奴だな、俊隆が万石の話しをしても受け取らないでしょうと言っておったがそうか、それでは何が望みなのだと聞くので、忠長様の家臣が土井家にお預けになって、
いますが、赦免してどこかの家中に仕官させるわけにはいかないでしょうかと聞くと、
まったく他人の心配ばかりする奴だなあ、よかろう今日限りで預けは無用とする、どこなりと仕官してもかまわんぞと話し脇差を取り出し、これをそちに使わす、
こんどは北の方に巡察に行ってくれ、将軍の紋所が入っているので何かの役に立つだろうと渡したので、真一朗は平伏して受け取ったのです、
また土井家、柳生家には追って恩賞を与える、それでは暫くゆるりと休養し北のほうの掃除をたのむぞ、というと席を立って部屋を出ていったのです、
俊隆に公方様の機嫌を損ねたのでしょうかと尋ねると、心配しなくても大丈夫だよ、そこもとはそこもとの事情があるだろう、これでいいのだよと言うので、
ありがとう御座いますと頭をさげると、
俊隆がさあ屋敷に戻ってもいいぞ、わしは勤めかあるのでと自分の部屋に向かったのです、それを聞いていたゆうが公方様の申し出を断るとは、もったいない事ですよ、
5000石の旗本といえばめったになれるものではないのに、本当に真一朗殿は欲のない方ですねと言ったのです、
城を出ると、ゆうが皆さん方は江戸はあまり知らないでしょう、今日は私が案内します、江戸見物しましょうというと、お願いしますと笑美姫がいったのです、
それではまず浅草観音にいきます、ここの掘割から船でいきましょうと、一軒の船宿に行き船を頼んだのです、江戸は掘割が縦横に掘ってあり船が一番便利なんです、
とゆうが説明し、船に乗ったのです、
いくつか名所旧跡をめぐり夕方には屋敷にもどったのです、今日は私の部屋で夕餉をとりましょう、後で向かえにいかせます、送ってきたゆうに、ゆう殿もどうですか、
と笑美が声をかけると、よろしいのですかと答え、構いませんと笑美姫がこたえ屋敷に入ったので、それではみどもの部屋で夕餉まで休んでくだされと部屋へ招き、
いれたのです、
部屋にはいるとメイがお茶をたてゆうに勧めると、メイ殿はうらやましい、いつも真一朗殿の傍にいられてというと、あらゆう様は真一朗様がお好きなのですね、
でも私から奪わないでくださいと頭を下げたので、わかりませんよと意地悪な目でみたのです、
真一朗がゆう殿勘弁してくだされ、メイとは行く末を誓いあった仲なのですというと、まあ悔しいとお茶をがぶ飲みし、それでは諦めますとため息をついたのです、
メイがごめんなさいとすまなそうにあやまると、いいんですよ、真一朗殿よりず~といい男を探しますよと笑ったのです、
夕餉のしたくが出来たとよびに来たので笑美姫の部屋にいくと、いい匂いがしています、お膳をみるとうなぎの蒲焼です、笑美姫がまかない方が真一朗殿の教えてくれた、
ほうほうでうなぎを焼いたそうです、さあゆう殿もこちらへと傍へ招きよせ、いただきましょうと皆で箸をつけたのです、
真一朗が一口食べこれは美味しい、江戸前のうなぎもたいしたもんですねというと、ゆうが始めてたべましたほんに珍味ですねと目を丸くして、これも真一朗殿の工夫、
ですかと聞くので、メイがそうなんですよと答えると、ゆうが真一朗殿と一緒になるとまるまる肥えてしまいますねと笑うと、笑美がそうですよメイ気をつけなさい、
と大笑いしたのです、
メイが肥えても嫌いにならないで下さいと手を合わせると、大丈夫だよ適度な運動をすれば肥えないよ、こんど馬術を教えよう、あれも結構体力をつかうんだよ、
と言うので、それでは笑美姫様のように男まさりになってしまいますと答えると、若武者の格好がよく似合っていたではありませんかと笑美姫が笑ったのです、
ゆうが食事の時にこんなに笑ってもいいのでしょうか、兄がみたらきっと叱られますというので、真一朗が食事の時は楽しいほうがいいんですよ、楽しいと、
料理もおいしく感じるんですよと言ったのです、和やかなうちに食事がおわり、すこしお酒をいただきましょうとゆうに酒を勧めたのです、
そうかこの時代は食事の時には喋らないのが武家の習いなのか、なんと不自由なことだろうと思ったのです、
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