5.放課後の美術室で何が起きたのかへの応援コメント
読了しました。
何を真実とするかは、読者にお任せするということでしょうか。
謎が膨れ上がっていくストーリー運び、お見事でした。
作者からの返信
読了ありがとうございます。
何が本当にあったことなのか、何が妄想なのか。
草壁少年の中では全てが本当だったのだと思います。
自分では、この物語は思春期故に冒してしまった過ちの贖罪の物語だと思っています。
真実が何処にあっても、草壁少年は罪を冒しています。
嘘をついています。
それ故に、彼は成人して美術教師として戻って来ても、草壁少年のままだったのだと思います。
物語としては誰が嘘をついているか、何が本当にあったことであるかの組合せによって、複数の真相があります。
そして、どの真相にぶち当たっても、草壁少年は救われません。
複数ある真相のどれを選ぶかは、この草壁健司の物語を読んだ人に委ねたいと思います。
ありがとうございました。
4.加賀(かが)教諭の証言への応援コメント
まさかのオカルト方面!?
……と思っていましたが違いましたね。
虚実が入り交じり、分からないことが増えていく感じが好きです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
謎の解決方法が理詰めじゃなくて、スミマセン
虚と実が入り組んだ世界観を描きたかったので、その辺を楽しんでいただいてよかったです。
3.草壁健司(くさかべ けんじ)の証言への応援コメント
中学生男子の目線で描かれる描写が、本当にそれっぽい。
つい気になって見ちゃうよねw
語り手が変わるごとに食い違う証言、真実が語られることはあるのか気になります。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
遠い昔、自分も男子中学生でしたからね。
中二病はまだ罹ったままです!w
2.櫻宮京子(さくらみや きょうこ)の証言への応援コメント
櫻宮先生の少しヒステリックなところが、物語をいい感じに掻き回していますね。
果たしてどちらが嘘をついているのか。
続きが気になります。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
オトナの女性の危うさを表現できたらなぁと思って描きました。
お天気悪いとなんとなく体調悪くなったりしますよね。
そんなときって、普段はしないような取り返しのつかない失敗をしそうです。
1.城ヶ崎愛美(じょうがさき まなみ)の証言への応援コメント
告白以降の展開に胸糞悪いものを感じながらも、ハラハラしてしまって目が離せない。
このさじ加減が絶妙でした。
続きが気になります。
作者からの返信
はい、胸糞悪いいただきました!
女性には胸糞悪いと言われつつ、なぜか女性で読んでくれた方が結構いたり。
一方、男性の読者には、性癖ワロスwと言われたり。
インパクトを与えても、作品自体を嫌いになっちゃ困るわけで、その辺の加減はやっぱり難しいです。
5.放課後の美術室で何が起きたのかへの応援コメント
読みました。
初稿よりもきっちり落としてきたなという印象です。
すれ違う認識に惹きつけられました。
あと、それぞれのキャラクターの書き分けが素晴らしい。
もしかしたら、15年前の草壁健司の魂(のようなもの)を救う話ではないかな、とも思いました。
うまくまだ言語化できないのですが、どことなく悲哀を感じられる物語でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
実は初稿からの変更は、茉莉花さんにもらった感想を踏まえてのものです。
客観性の欠ける自分では見つけられない感じ取れない部分を指摘していただいて、大いに役立っています。
このお話は草壁健司という少年の思春期ゆえの過ちに焦点を当てた贖罪の物語だと自分では思っています。
彼は、城ヶ崎愛美に、櫻宮京子に、そして自分自身に嘘を吐いています。
そして、十五年前の美術室を今も彷徨っています。
全ての真実が白日の下にさらされたときこそ、草壁健司は解放されるのです。
その辺、うまく表現出来ていたかわかりませんが、少なくとも悲哀は感じ取っていただけたようでよかったです。
2.櫻宮京子(さくらみや きょうこ)の証言への応援コメント
正直に言うと、ちょっと引っかかった部分もありました。
でも、人間の醜さというのかな……そういうのが感じられて惹き込まれました。
作者からの返信
おおぅ! 引っかかった!?
どこだろ? 自分が引っかかってるとこと同じかな?
今度、某所ででも教えてください。
3.草壁健司(くさかべ けんじ)の証言への応援コメント
何度汚けがしたかわかりません
ここのルビがずれていたのでご報告します。
1.城ヶ崎愛美(じょうがさき まなみ)の証言への応援コメント
何だろう。この胸糞悪い密室は…。
twitterの読了によると、藪の中のようなお話みたいですがどうなることやら…。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
1章は読み手のヘイトを思いっきり上げるのが目的でこのような形にしました。
ですがこの加減が難しく、キャラクターに対するヘイトが行き過ぎて、作品に対して嫌悪されてしまうまで行ってしまっては元も子もないんですよね。
この辺が人によって許容範囲が違っていて、本作は読み手を選ぶ作品になっているなぁとは自分でも思っていました。
ナマケモノさんの作品と自分の作品世界は、重なる部分もありますが、本作に関して言えば重ならない部分だと思います。
それゆえ、このコメントを拝見したとき、許容範囲を超えたかなと懸念しましたが、ツイッターでの読了報告や、いただいたレビューを拝見すると杞憂だったようで、ホッとするとともにめちゃくちゃ嬉しかったです。
ありがとうごさいました。
編集済
5.放課後の美術室で何が起きたのかへの応援コメント
藪の中、または暗闇のなかの象の話にも通ずるリドルストーリーとでもいいましょうか。どうにもやりきれない話ですが、お話の持ってき方そのものはお上手だったと思います。
変に辻褄を合わせようとすると作品の雰囲気が壊れるので、バランス感覚が求められるジャンルですねー。
作者からの返信
コメントありがとうございます!\(^o^)/
誰が嘘をついていて、誰が本当のことを言っているのか。
その組み合わせによって、いくつもの真相が考えられる。
そんなお話にしたかったのですが、おっしゃる通り加減が難しかったです。
当初は5話目をあっさりとしたエピローグにして、読者に丸投げしようかとも思ったのですが、それだと余りにも不親切な気がしたので、山さんと長谷川刑事に、いくつかの可能性を考えてもらいました。
うまく伝わるといいのですが。
公開してすぐにコメントと星をいただき、精神的に楽になりました。
嬉しかったです。
ありがとうごさいました。
5.放課後の美術室で何が起きたのかへの応援コメント
錯綜する視点から話が進められて、やがて結末へ。難しいジャンルだと思いますが、よくぞここまで纏められたな、と思いました。凄い! 曖昧な感想となりますが、良いものを読ませていただきました。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
構想として、それぞれの話者による証言が食い違って混沌とするところまではよかったのですが、おっしゃる通りどう纏めるかに苦労しました。
そこのところを汲み取っていただき、とても嬉しかったです。
ありがとうございました。