2018年5月28日 10:50
春も近い冬の日に、また君を想うへの応援コメント
読ませていただきました。一回目は内容に圧倒されて感想が組み合わず、もう一度読み直してからコメントしました。今作の古風な世界観が雅で美しく、物語に引き込まれてしまいました。読み終わった直後に「冷たくするなら最初から、優しくするなら最後まで」という言葉が浮かびました。円維に根深い後悔と苦悩を与え、自分を忘れられなくしたサキ。サキが苦しんだ分、今度は円維が苦しむ番……。そんな悲劇的な余韻が漂う、良作でした。面白かったです。
作者からの返信
感想ありがとうございます! 自分としては珍しく平安時代風の作品で、それなりにがんばった作品なのですが、いかんせん流行では無いせいかなかなか手にとっては貰えず、企画に参加させていただきました。 悲劇ではありますが、どこか救いのような甘さを漂わせながらも、苦い苦痛をにじませる……そんな雰囲気が主題です。 最初から冷たくしていればこんな苦しみを味わうことも無かったのか? けれと、人のもった優しさゆえに、安易に優しさを与えてしまう弱さ、そして身勝手であることを知りながらも、どうしても自分の気持ちに逆らえない、人間の性を感じ取って、楽しんでいただけたならば無上の喜びです。
春も近い冬の日に、また君を想うへの応援コメント
読ませていただきました。一回目は内容に圧倒されて感想が組み合わず、もう一度読み直してからコメントしました。
今作の古風な世界観が雅で美しく、物語に引き込まれてしまいました。
読み終わった直後に「冷たくするなら最初から、優しくするなら最後まで」という言葉が浮かびました。
円維に根深い後悔と苦悩を与え、自分を忘れられなくしたサキ。
サキが苦しんだ分、今度は円維が苦しむ番……。
そんな悲劇的な余韻が漂う、良作でした。面白かったです。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
自分としては珍しく平安時代風の作品で、それなりにがんばった作品なのですが、いかんせん流行では無いせいかなかなか手にとっては貰えず、企画に参加させていただきました。
悲劇ではありますが、どこか救いのような甘さを漂わせながらも、苦い苦痛をにじませる……そんな雰囲気が主題です。
最初から冷たくしていればこんな苦しみを味わうことも無かったのか?
けれと、人のもった優しさゆえに、安易に優しさを与えてしまう弱さ、そして身勝手であることを知りながらも、どうしても自分の気持ちに逆らえない、人間の性を感じ取って、楽しんでいただけたならば無上の喜びです。