飲んだ帰りに玄関先で出会う幼子。聞き出せたのは「わたる」の一語。少年の黒い瞳の奥に広がる世界に気づいた次の瞬間、二人は天翔ける巨鳥の双翼に乗り美しく広大な大地を見下ろしていた。幾度も訪れるわたるの瞳界の謎と、徐々に明らかになる二人の使命にわくわくし、結末の大きな感動へノンストップで導かれた。また、演劇部時代の先輩りえりーと会社の先輩くろなのコロコロと主導権が替わるやりとりも非常に軽快で楽しかった。
穴に入れば鬼ばかり。ピンコゥ&ハルエィの悪鬼コンビが繰り出す灼熱ラーメン攻撃を、雪の国の王女りえりーが凍結して冷やし中華にしたあの場面。最高! 時空に黒穴あけて転移する”異世界渡り鳥”って斬新…続きを読む
読んで真っ先に思ったのは『わたるチート過ぎだろ』です。 いや、もうちょい二人出してやれよと思いました。(一応、りえりーキーパーソンだし) けど、穴の設定に関してはよく練られているな~と感じさせ…続きを読む
読まなければよかった、それが正直な感想です。 異世界転移した黒田穴太郎。3年後頭に鳥を乗せた不思議少女との間にわたるという子供をもうけて幸せに暮らしていた。しかし、それは真実を知ることにより壊れ…続きを読む
「こんなクソな世界滅びちまえ!」ブラック企業での残業続きの日々に疲れ切った黒田穴太郎はある日そう叫んだ。すると、突如として焼け野原が広がり、異形の生物が跋扈する異世界に飛ばされる。空中に浮いた黒い穴…続きを読む
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