魔法の一日
日曜日。あんまり空が青くて 眩しい気がした
何もすることがないのが無性にイラだって
外に出たい感情が生まれてくる
「もったいないな」とつぶやくのに
自分からは外に出ようともせずに
いつもなら嫌がった「洗濯物を入れて」と言う母の声が
神様のように聞こえる
外に出る。真っ青な空。気持ちの良い風。
洗濯物を入れるのに忘れていた感情が見つかる
心が弾んで見慣れた景色がとても新鮮に見える
たった一日だけの魔法だったのかも知れない
次の日には解けてしまうであろう魔法
たまにあるそんな魔法のかかった時間を
私は待ちに待っている
そんな素敵な一日が来たら今度は
自分から外へ飛び出してみよう
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