第4話トラ船長と巨大宇宙船③~なぞのキャップ

 トラ船長とボンタはエアーバイクで迷路のような通路を進んでいきました。目玉近くのコントロールルームに着くと、バイクをおりて中に入っていきました。部屋の中ではいろいろなスイッチランプが点滅して、大きなモニターには宇宙船の外の景色が映し出されていました。モニターの前には大きないすが二つあって、ボンタとトラ船長はいすに座り部屋の中を見回していました。ふたりはだんだんと気持ちよくなり眠りこんでしまいました。すると、いすから金属ベルトが出て、手足とからだに巻きついて、いすにしばられてしまいました。さらに天井からは金属製のキャップがおりてきて、ふたりの頭にかぶさり、キャップに付いているたくさんのボタンが点滅し始めました。

 そのとき、後を追って部屋に入ってきたラットがレーザー銃でキャップといすを破壊してふたりを助け出しました。

「ボス、だいじょうぶですか」

「ありがとうよ、ラット。もう少しで記憶を抜き取られるところだった。この船はやってくる宇宙人をとらえて、頭からいろんな情報を読み出しているようだ」

「それでなにするんだろう」

「おそらく、その宇宙人が住んでいる惑星にむかっていって、惑星をすべて取り込むことが目的なんだろう」

「星や小惑星を食べながら旅を続けているのかなあ。いったい誰がこの船を作ったんだろう」

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