第100話 依存症

体中に溜まってくる言葉を

まるで排泄のように外へと吐き出し

それでも拭いきれないドロドロは

頼りない気道を締め上げて

呼吸の自由さえままならない

ああ、なんて依存なんだ

胸の奥にこぼれ落ちてくる言葉に

なけなしの愛を一滴

形を成すことのなかった単語が

少しずつ意味を持ち始める

どうにもならないこの依存を

止められるのは結局のところ言葉だけで

今日もまた性懲りもなく

無意味に言葉を連ね続ける

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